日光市の新しい魅力を届ける「NEW DAY, NEW LIGHT.日光」プロジェクト
こんにちは! 今回は、たきコーポレーション[ZERO]の森本と冨ヶ原がデザイナーとして携わった、栃木県日光市のブランディングについてご紹介いたします。「NEW DAY, NEW LIGHT.日光」と題されたこのプロジェクトは、日光市の新たな魅力を国内外に伝えることを目的としています。
世界的にも注目される観光地である日光市ですが、未だ多くの人々に知られざる自然の美しさや、息をのむような絶景をはじめ、時代に合わせて進化する観光資源などが、日光市には数多くあります。これらの魅力を広く伝えるため、「NEW DAY, NEW LIGHT.日光」というブランドコンセプトのもと、様々なプロモーション活動が行われました。
例えば、日光市の象徴的な観光地や特産品をモチーフにしたパッケージデザインも制作。ご当地チョコレート「CHOCOTTO じゃない CHOCOLATE 」や、日光産コシヒカリを使用した「しゃりまんてん」など、視覚的にも魅力的な商品をデザインしました。
特筆すべきは、日光市を代表する鬼怒川温泉から関東地方の隠れた名湯に至るまで、多様な温泉を体験できる「日光風呂詣」というイベントです。参加者は特製の「御ゆ印帳」を使用し、各温泉地で独特のお風呂体験と御ゆ印集めを楽しむことができます。
さらに、東京都足立区の公衆浴場「タカラ湯」での日光風呂詣イベントや、館内装飾、お守り、暖簾のデザイン等も手掛け、日光市の魅力を細部にわたって表現しました。
この「日光風呂詣」では、ヒノキの御守の匂いを嗅いだり、長時間温泉に浸かることで運気を向上させたりと、参加者がそれぞれの方法で楽しむ姿が見られました。また、「御ゆ印帳」を購入した多くの人からは、「日光市の温泉を巡る旅を計画したい」という声が寄せられました。このようにして、新たなブランディング活動を通じて日光市の魅力が広がり、注目を集める結果となりました。
このプロジェクトは、ニュースやSNSで話題になるだけでなく、海外メディアからも取材を受けるなど大きな反響があり、地域経済にも良い影響を与えることができました。
デザイン制作時は検証を何度も重ね、実際の大きさを確認しながら、試行錯誤を繰り返して、丁寧にブラッシュアップしていきました。また、イベントが行われるタカラ湯に実際に足を運び、最終的なデザインをみんなで確認しながら微調整を行いました。館内装飾の施工にも立ち合い、自分たちでサイズを測ったり、配置を考えたりしながら、イメージを形にしていきました。
「NEW DAY, NEW LIGHT.日光」の取り組みは、日光市の魅力をさらに高めるための重要なステップになったと確信しております。
これからも、世界中の方が日光市を訪れ、新たな魅力を発見できるような活動を続けていけたら嬉しいですし、森本と冨ヶ原は、このプロジェクトを通じて日光市のブランド価値向上に貢献できたことを誇りに、今後も日光市のさらなる魅力発信に向けて、多岐にわたるプロジェクトに挑戦していきたいと考えております。
NEW DAY,NEW LIGHT.日光|栃木県日光市観光プロモーション
★こちらの Gallery で本プロジェクトの制作物が閲覧できます。
Ad Agency
株式会社 THE OCTOPUS 様・株式会社電通 様
TAKI Corp. Staff
デザイナー:森本 一平(ZERO)・冨ヶ原 由季(ZERO)・加越 博仁(ONE)
Webディレクター:笹原 大(ZERO)
プロデューサー:合澤 淳一郎(東京営業部)