映像技術の教科書 |13|電気
はじめに
こんにちは。
虎徹のタキです。
映像技術の教科書、第13回です。
今回は苦手意識を持っていらっしゃる方も多い分野、電気です。
その為、今回は少しハードルを下げた表現が多いことをご容赦ください。
映像を作る上で必ず必要なものなので、基本的なことだけ、しっかりとおさえておきましょう。
電流と電圧
タイトルですでに拒否反応を示す方もいるかとおもいます。
理科の授業でやったはずなのですが、いまいち憶えていない方も多いかもしれません。
大丈夫です。ぜひ今日から、
映像を作る上で重要な電気の知識だけは理解できているひと
になってください!
電気はスマホの充電ケーブルやコンセントに刺すコードの中にある導線に流れています。電気=エネルギーもしくはエネルギー源です。
電子がどうとか、電子は実は流れる方向の逆に云々、みたいなことは一旦映像制作には不要なので考えないようにします。
みなさんのイメージする、
・電気は導線を流れている
・電気はエネルギー
という理解で大丈夫です。
電気の量や強さについて考えていきます。
電気は水の流れに例えると理解しやすいです。
川やホースの水をイメージすると、
水の流れる量(上流・下流の川の広さや深さのイメージ)
水の流れの強さ(急流・せせらぎの水の勢いのイメージ)
に該当する強さや量が、電気にもあります。それが電流と電圧です。
ここから先は
7,307字
/
2画像
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?