二次創作小説を書きます。コーディングは独学なので変なこと書いてたら教えてください。

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最近の記事

Google ColabでStable CascadeのImage Variationを動かす

 2024/2/13にStabily AIから新しいアーキテクチャ「Würstchen」を用いた画像生成モデル「Stable Cascade」がリリースされました。  text-to-imageのコードは公式や他の方が紹介していますので、image-to-imageの新機能であるImage Variation(画像から別の画像を生成)をColab環境で試してみます。 モデルの準備  新機能を使用する為のコードはgithubのリポジトリ内のnotebookとして存在している

    • calm2-7b-chatをファインチューニング(QLoRA)してキャラBOTを作る。

       CyberAgentが2023/11/2に発表した日本語LLM「calm2-7b-chat」。  商用利用可能かつ32kトークンの入力に対応、ということで簡単なFew-Shotで簡単にキャラBOTができるので個人的に楽しんでいました。  しかし、一つ問題が。  小手先の手段で会話履歴を保持させながら動かしていると、Google ColabのT4ではVRAM不足に陥ります。VRAMをあげようとするとA100 GPUを選択するしかなく、ただ遊んだりするだけでそれはコストが高い

      • 【執筆支援】AI基礎技術を使って、自分専用の誤字・誤変換検出ツールを作る!

        はじめに  執筆した記事や小説を公開した後に、こんな経験はないでしょうか。 「これ誤字っとるやんけ⋯⋯」 「うわ、誤変換したまま投稿しちゃったよ」  誤字や誤変換というのは、読み手の意識を阻害する邪魔なものでしかありません。これらを排除する為に推敲の作業があるわけですが、何度やってもすり抜けてしまうミスはあります。  例えばこの例。「ウサギ」と打ったつもりが「ウザギ」となってしまっている場合です。  テキスト校正ツールでは品詞の前後関係から文法的な間違いを指摘してくれ

        • 【あらゆる執筆に】冗長な表現に気付いて、推敲の質を上げよう!

          【はじめに】こんなこといいな。あったらいいな。  以前、小説の書き方を記事として公開しました。  その際にテキスト校正ツールをいくつか紹介しましたが、それらを利用する際に欲しいと思っていた機能がありました。 「似たような単語が頻出した時に、ここが冗長だよーって教えてくれるツールはないのかなぁ⋯⋯」  そんなことをぼんやり考えていたのですが、LLM(大規模言語モデル)の基礎を勉強中にふと思いついたアルゴリズムがありました。 「そうか。無いなら自分で作ってしまえばいいん

        • Google ColabでStable CascadeのImage Variationを動かす

        • calm2-7b-chatをファインチューニング(QLoRA)してキャラBOTを作る。

        • 【執筆支援】AI基礎技術を使って、自分専用の誤字・誤変換検出ツールを作る!

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          そこそこ優秀な人の為のメンタル強化書

          「なんで自分のところばっかり仕事が集まって来るんだ!?」  もしあなたがタイトルのように優秀と呼ばれる人間であれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?  誰よりも努力して仕事を覚え、日々自己研鑽に勤しみ、得たスキルで圧倒的な早さで仕事ができる。  その結果「優秀」「デキるやつ」の称号を得たのと引き換えに、押し寄せてくるありえない量の仕事。 「軽く普通の人の倍はあるんじゃないか?」  あなたはそう心中で一人ごち、溜め息をつく。  こんな大変な目に遭うために私(

          そこそこ優秀な人の為のメンタル強化書

          【執筆作業の効率化!】AutoHotkeyでキーボードから手を離さず書き続けよう

           執筆をしていると、ここ漢字や言葉の使い方はこれで合っていたっけ? と調べたり、サイトに特化したルビタグを後から振ったりして、執筆が中断されることもしばしば。  これ、結構時間を取られていたりしませんか? マウスに持ち替えたり、フルサイズキーボードだと遠いキーに手を伸ばしているのも中々無駄な時間です。  そんなイライラや小さなストレスを『AutoHotkey(+ChangeKey)』というツールで解消してしまおうというのがこの記事の狙いです。  このツールを使いこなせるよ

          【執筆作業の効率化!】AutoHotkeyでキーボードから手を離さず書き続けよう

          ビジネスの現場でiPadを使い倒してみた話

           突然ですが、あなたはタブレットを使っていますか?  この質問には、多くの方がイエスと答えるのではないでしょうか。  その便利さから私の周りでは持っていない人はいないぐらいになりましたし、やはり普及率の高さを感じます。  では仕事でタブレットを使っていますか? と聞かれてイエスと答える人は、クリエイター以外では中々いないのではないかと思います。  この記事はエンジニア職の私がビジネスの現場でiPad Pro(11’ 3th)をMagic Keyboard、Apple P

          ビジネスの現場でiPadを使い倒してみた話

          【コラム】二次創作とAI

           AI、という言葉が普及して久しい今日このごろ。  最近ではmimicというAIを活用して描き手の個性を反映させたイラストメーカーが公開され、物議を醸しました。  文章書きの私としては、なぜそれほどまでの過剰な反応が起きるのか理解し難いものがあったのですが、ただでさえネット上の盗作が跡をたたない現状であのサービスを悪用されては堪らない、というのは心情として理解できます。  かつてカメラがこの世に生まれ落ちた時、写実派のアーティストたちがカメラの使用停止を政府に求めたのとよく

          【コラム】二次創作とAI

          二次創作小説の書き方【メンタル編】

          はじめに 深い孤独がなければ、 まともな作品はつくれない。           ──パブロ・ピカソ  もっとも多作な芸術家と呼ばれた画家にしてキュビズムの創始者・ピカソ。かの偉人の言葉通り、作品作りというのは孤独なものです。  特に二次創作はサークル活動でなければ一人で取り組んでいるという方がほとんどでしょう。  本稿はそんな一人で二次創作活動されている方に宛てたものですが、読み進める前に注意して頂きたい点があります。 「二次創作は気の向いた時に書くよ。やる気なくなっ

          二次創作小説の書き方【メンタル編】

          二次創作小説の書き方【応用編】

           前編である【基本編】から続いて、今回は【応用編】になります。  情報量が多すぎても混乱するかと思って基本編から省いた分も、今回は記していきたいと思います。 快適な執筆環境を作る   さて、いきなりですがこれは本来基本編に入れたかった内容です。  本業作家ではない私たち二次創作作家は、仕事や学業をこなしながら執筆を進めていくことになります。  執筆を捗らせるためにも、執筆環境を整えることは重要です。  私の場合はハーメルンとpixivに投稿しますが、ハーメルンの下書き機

          二次創作小説の書き方【応用編】

          二次創作小説の書き方【基本編】

          はじめに  こんな大層なタイトルを見て思わずこの記事を開いてしまったあなたは、まずこう思うでしょう。 「お前の実力、なんぼのもんやねん」  これに関して、私は明確な答えを持ちません。趣味で二次創作を延々と十年以上書いているだけなので、何かのコンテストに応募して入賞したような経験もありません。  小説投稿サイトでは何度かランキング上位には入りましたが、それすなわち実力があると言えるわけでもないです。  ただありがたいことに同じ二次創作作家さんからは文筆能力を褒めて頂くこ

          二次創作小説の書き方【基本編】

          二次創作ついて、考えてみた。

           突然ですが質問です。  二次創作作品(以下「二次創作」)とは一体何なんでしょうか?  Wikiによると「厳密な定義は存在しない」とされています。  絵や文章などで、おそらくは誰もが触れたことのある二次創作。  これにについて、独自の解釈と意見を挟みながら考えていきたいと思います。  なお、本稿において特段の説明がない限り二次創作小説についての話になっています。 二次とは何か? 『二次創作』  この言葉の意味を考える時、大きくは二つ『二次』『創作』に分けられることは

          二次創作ついて、考えてみた。