クライマークライマー

僕はクライマー
今日もせっせと壁をのぼる

越えてもまたひとつ
目の前にそびえる

君のは何メートル？
僕のはそう、ざっと雲の上くらい

交代したいけど
いつだって一人きり

君のその壁
この前乗り越えたばかり
僕から見たら　ほんの１メートル

立ちふさがる人それぞれ
僕のもそう
誰かが見たら　きっと１メートル

僕はクライマー
今日もせっせと壁をのぼる

歩けばまたひとつ
目の前にそびえる

次は何メートル？
どこかに抜け道ないかしら

交代はできなくて
立ち向かうは一人きり

君のは何メートル？
僕のは何メートル？

それぞれの壁
そのたび最大級
君ならきっと大丈夫
僕でも一人　出来たから

僕らはクライマー
今日もせっせと壁をのぼる

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人の悩みって、人それぞれ。
目の前に来ると、それはそれは巨大で。
毎回ラスボス級のしんどさだったり。
でも、傍目から見ると、なんであんな浅瀬でもがいてるんだろう？と見えたり。

まったく同じ目で見えてるわけではないものね。
たまには逃げてもいい。支え、支えられ、それが他人でも。
時たま、誰かの優しさになりたい。

そんな風に願う、春風の朝でした。

最後、もう少し...と思ったけど、言葉が出ないままの未完成。今日はそれもよしとする笑

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thanks/Photo by noriyukikawanaka