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【アメリカ留学#9】バスケ好きにはたまらない、大学のバスケアリーナ

こんにちは。早川琢也です。

今日はアメリカに留学してから楽しみにしていた事の1つ、

アメリカでのスポーツ観戦について書いていこうと思います。


圧倒されたスポーツのスケールや規模感

テレビ越しでNBAのアリーナの様子を見たことがある方もいれば、

最近よく放送されているメジャーリーグのボールスタジアムをテレビで見た事がある方も多いと思います。


大学スポーツの規模

一方アメリカの大学スポーツは、それこそプロに負けず劣らず、

多くの人が注目を集めるくらいの人気スポーツです。

アメフトのシーズンが始まれば、学生以外にも多くの人がスタジアムに足を運んで、

フットボールの試合を楽しみます。


フットボールに遅れること2ヶ月後には、バスケットボールが始まります。

平日開催の試合でも、仕事終わりの家族づれが多く会場まで足を運んで、

老若男女みんなでバスケの試合を楽しみます。


私が留学中多くの時間を過ごしたテネシー大学は、NCAA(全米大学体育協会)の一番上のカテゴリーDivision Iに登録されている大学で、

アメフト、男女バスケ、陸上、テニスなど色んなスポーツに力を入れている大学です。

その中でも、アメフトと男女バスケが人気で、

シーズンが始まるとスタジアムやアリーナは多くの人でごった返します。


特にバスケットボールが好きだった事もあり、バスケの試合はよく観に行きました。

バスケットボールアリーナの様子はこんな感じです。

これが1つの大学が所有しているアリーナなので、改めて考えても大学スポーツのスケールの大きさは圧巻です。ちなみに、最大収容人数は21,678人です。


スポーツ観戦を通しての感情の揺さぶり

このアリーナに行けば、思いっきり感情を発散出来る。

思い起こすと、それの経験を求めてアリーナに行くことも結構ありました。


観ている人たちは、

大声で選手を応援して、

不甲斐ないプレーにため息をついて、

ダンクが決まると跳びはねて歓喜して、

納得いかないプレーに対してブーイングを飛ばし、

試合に勝ったら気持ちを爆発させ、

試合に負けたら俯きながらアリーナを後にして、

どんな試合であっても観た試合についてあれこれ喋りながらそれぞれが帰路につく。


アリーナに入ってから帰るまでの約90分、

アリーナの中で色んな感情が揺さぶられ発散されます。

日常ではなかなか発散出来ない感情をスタジアムで爆発させて次の日を迎える。

仕事や学校から離れた「非日常」の空間だからこそ出来ることだと実感しています。


1つのビッグプレーに対して、周りで観ている赤の他人同士がハイタッチをして喜びを共有出来るのも魅力です。

私自身、普段は割と落ち着いてる方ですが、

周りの雰囲気に釣られてビッグプレーに対して一緒にハイタッチしたり、

チャントを歌ったり、奇声(?)を発したりと、

普段のノリでは出来ないことが周りの空気感もあって出来てしまいます。

スポーツ観戦だからこそ出来る、感情の共有と一体感なのかもしれません。


思い出の試合

テネシー大学のバスケの試合を観に行った中で思い出に残っているのは、ライバルチームとの試合です。

テネシー大学は、フロリダ大学とケンタッキー大学と試合をする時は気合の入り方が変わります。

両チームとも強いからと言うのもありますが、同じリーグのライバル意識もあって、とにかく試合がバチバチします。


ライバルマッチは、いつも満員。

会場がチームカラーのオレンジに染まります。


こうなると観ている方も気合が入るもので、レフリーのジャッジに少しでも不満があると、容赦ないブーイング。

観ている方も必死です。

ですが、ブーイングがあまりに強烈で、レフリーが可哀想に思えるくらい、本当に容赦ないかったです。。。

レフリーの帰り道を心配した事も何度かありました。


2019年に観ていたケンタッキー大学をホームに迎えての1戦。

お互いの実力は拮抗している中、前評判ではケンタッキー大学有利。

ですが、テネシー大学はケンタッキー大学をホームに迎える時はやたらと勝率がよく、

全米ランク外の年でも、全米ランク入りしているケンタッキー大学を返り討ちにした事も何度もあります。

この年の試合も終盤までもつれる展開になるも、最後はテネシー大学が勝ちきって、この盛り上がり方。

(このビデオは何度見ても気持ちが震える。。。)


大学への愛着

大学スポーツ観戦が好きな人に限った話かもしれませんが、

スポーツ観戦が好きな人は母校愛が強い人が多いように感じます。

友人にネブラスカ大学卒業の旦那さんと、ヴァージニア工科大学卒業の奥さんの夫婦がいるのですが、

二人とも母校のフットボールの応援には熱が入ってます。


私も、日本に帰ってきた今もテネシー大学のスポーツの動向は気になりますし、

修士と博士過程を過ごした事もあり、テネシー大学への愛着はなかなかの物だと自負しています。

大学院に通っただけだったら、ここまで気にすることもなかったかもしれませんが、

スポーツ観戦をする中で「自分たちのチーム」「自分たちの学校のチーム」といった気持ちも育まれたのかもしれません。

スポーツの持つインパクトや影響力を改めて感じています。


もうしばらく自粛や感染対策が求められる日が続きますが、

感染が落ち着いて海外へ行き来できる状態になったら、

またテネシー大学のバスケの試合を観にいきたいです。

GO Vols!!


早川




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早川 琢也, Ph.D.
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