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「クラユカバ」と「クラメルカガリ」(2023)

新潟国際アニメーション映画祭のオープニングをスクリーントラブルで観損なっていた、塚原重義監督の「クラメルカガリ」と「クラユカバ」を2本続けて観てきました。新潟で監督に必ず観るって約束したしね!

正直、どちらも60分強で普通の長編映画と同じ値段をとるのはどうよ? と思ったのだけど、実際に観てみると、あまり短さや物足りなさは感じない仕上がりだった。

予告編でお分かりの通り、レトロな世界観で徹底した作りは画的にも音楽もとても心地良く、満足度高し。キャラクターも楽しい。

ただ、時間が短いこともあるが、物語がいまひとつ踏み込み足りず、とても良く出来た"雰囲気映画"となっている印象。

物語的には、スピンオフ作品の「クラメルカガリ」の方が良く出来ていたかな。

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