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妖女ゴーゴン(1964)

Amazon ukをチェックしてて、ふと気になった懐かしの映画、テレンス・フィッシャーの1964年作品「妖女ゴーゴン」を見た。いやぁ… 子供の頃に見て以来だったので、すっかり内容忘れてた!(というか、子供にはこの物語はわかんなかっただろうな…)

「吸血鬼ドラキュラ」のコンビ、ピーター・カッシングとクリストファー・リーが主演。と言っても、クリストファー・リーは後半しか活躍しないのですが。

ある満月の夜、森の中で若い画家の青年と恋人の死体が発見される。恋人の方は何故か石になってしまっているのだが、村の警察も医師も恋人を殺して青年は自殺したのだと結論付ける。

あまりに不自然な死に様と、この村では過去にも似たような事件が起きていることから、青年の父親は事件の真相を探ろうとするが、彼もまた石になって死んでしまう。

愛する弟と父親を亡くしたパウルは、父の遺言から、この村には見た者を石にしてしまうゴーゴンが存在すると考え調査を始めるものの、村人たちに完全否定される。

そんな中、医師の助手をしている美しい女性カルラだけはパウルを信じ協力を申し出るものの、医師はこれに猛反発。パウルはカルラに好意を持った医師の嫉妬だと捉えるのだが、実は…

ってなお話です。冒頭の画家と恋人の話もパウルとカルラの話もかなりメロドラマで、ホラーというより恋愛モノの色が濃いような。

さすがに古い作品なので特撮などもチープさは否めませんが、いくつもの愛情が交錯する物語はなかなか情緒的で、憎めない作品です。

現時点では、U-NEXTで見る事が出来ますよ。

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