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#スージー・サーチ(2022)
ソフィー・カーグマン監督「#スージー・サーチ」を観た。予告編を観て嫌な予感がした、そのまんまの気持ち悪い承認欲求映画だった。
ポッドキャストで未解決事件の考察を配信するものの、フォロワーは増えない孤独な大学生・スージー。そんなある日、インフルエンサーとして人気を集める同級生・ジェシーの失踪事件が起きる。
事件の謎に迫るスージーは、なんと配信中に失踪したジェシーを発見! 番組は大きな反響を呼び、一躍脚光を浴びることに。誰もが羨む名声を手に入れたスージーは捕まっていない犯人を追い、さらに配信を続けるが…
予告編から容易に想像される展開を裏切ることなく、そのまんまに物語は進んでいく。途中からの展開はちょっと予想と違ったものの、大筋ではずれることはなく。
中盤にあからさまにラストに繋がるヒントが提示され、あとはそれをいつ出してくるか眺めているだけで終劇。
登場人物がわかりやすく嫌なヤツ過ぎて、観ていて気持ち悪さしかない。もっと何かサスペンスを強調するとかやり方はなかったのだろうか?
【以下、ネタバレ】
最初の事件の後、さらなる話題作りに次々と犯行を重ねていくのかと思って観ていたら、そっちじゃなく、犯行がバレないように後付けで工作していく方だった。その工作も杜撰でありきたりだったのが残念。
帽子とか、ママの言葉とか、出てきた瞬間に先が読めてしまう仕掛けが、なんの捻りもなくそのまんま使われるのにガッカリしちゃった。