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フォールガイ(2024)

デヴィッド・リーチ監督の新作「フォールガイ」を観た。普通に楽しく観られる軽めの娯楽作品として良く出来てる本作。漠然と、"ポップコーン食べながら観られる面白い映画"はないかなってときの選択肢としてオススメできる一作です。

本作は映画のスタントマンを主役として描いていて、元々スタントマン出身の監督が、一流のスタントマンを集めて作っているだけあって、映画全編にわたってスタントの見所は満載。命懸けでスタントをする人へのリスペクトにも溢れています。

ただ、この映画、そんなスタントアクションを次々と見せてくれる一方で、実はラブコメなんですよね。予告編を見て、アクション映画だと思って観に行くと相当なラブコメで「思ったのと違う!」ってなっちゃうかもしれません。そこが注意ポイントです。

撮影中の事故で大ケガを負い、一線を退いていたスタントマンの元に、愛する元カノの初監督作品で現場復帰して欲しいとプロデューサーから連絡が入る。元カノのたっての願いだと説得されて現場に行ってみると、実は元カノはそんなことを知らず、ケガの後姿を消した元カレに対する怒りが収まっていなかった。

そんな中、撮影中の映画の主演俳優が突如失踪してしまい、主人公はプロデューサーから主演俳優の捜索に駆り出されるのだが… と、そんな展開。

主役となるスタントマンと監督の元カップルのやり取りの可笑しさ(映画後半にはさらに面白い展開が待っています)は、ちょっとやり過ぎ感もありますが、とにかく笑える。だから、アクション満載のラブコメだと思って観に行けば、間違いなく2時間普通に楽しめる作品だと思います。

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