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ハムナプトラ/失われた砂漠の都(1999)

劇場公開時とDVD発売時に見た、スティーヴン・ソマーズ監督・脚本の1999年作品「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」を久々に再見。懐かしい。今回はNetflixにて。

本作は、1932年の「ミイラ再生」のリメイク企画を「インディ・ジョーンズ」風に仕上げた作品だが、最初に観たときは役者もよく知らない人だらけだし、B級っぽいし、怖いのかお笑いなのかよくわからないし…といった感想だった。

でも、このコメディっぽさとインダストリアル・ライト&マジックによるVFXの凄さ(当時としては、かなり凄かった!)が気に入って、その後のシリーズ作品を全て劇場で観ることになる。

改めて見て思ったのだが、やはりB級映画っぽさや垢抜けなさはいかんともしがたいものの、全編にわたって"面白い映画を作ろう"という気概には溢れていて、キャラもお話もマンガみたいだけど、サービス満点の、それなりに大規模なアドベンチャー作品になっているので、これはこれで結構楽しい娯楽映画だなぁと思った。

僕がスクリーンでレイチェル・ワイズを見たのはこれが最初で、垢抜けなくも目がパッチリしたわかりやすい美人さかげんは、とてつもなくB級映画向け女優だと思ったのだが、のちに彼女は「ナイロビの蜂」などで素晴らしい演技派となるので、驚いたものだ。

ジョン・ハナーやケヴィン・J・オコナーのコメディ・リリーフも、なかなか良いね!

こう書いていると、だんだんと凄く良い映画みたいな書きっぷりになってきてしまいましたが、あくまでもB級の、娯楽超大作とゆーことで。

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