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エクソシスト 信じる者(2023)
デヴィッド・ゴードン・グリーン監督「エクソシスト 信じる者」を観た。「エクソシスト」第1作の直接の続編という設定になっていて、リーガン(1作目で悪魔に憑かれた少女)の母親役エレン・バースティンが90歳にして再登板! と思ったら、ひぇ〜っと驚く酷い扱いで… いいのか、これで!?
自分が産まれる際に母親が亡くなってしまったアンジェラは、母親に会いたいばかりに親友のキャサリンと森で降霊術を試みる。これ、絶対やっちゃダメなやつやん!
案の定、恐ろしい悪魔に取り憑かれた2人を助けるべく、両親や、元修道女だった看護婦、牧師に祈祷師と束になって悪魔に立ち向かうお話。
悪魔に憑かれた2人の名演技はたいそう立派だが、寄ってたかって役立たずな大人たちは、なんともいただけない。第1作にあった悪魔祓いの真剣さや荘厳さ、対する悪魔の禍々しさみたいなのがほとんど伝わってこない上に、これで悪魔祓えたの? これでいいの?? って感じで終わっちゃう。あと2作作るって話だから、一時休戦みたいなものかも知れないが…
そんなに悪くはないけど、特に良くもないなぁ。気持ち悪いけど、怖くもないしなぁ…
とにかく言えるのは、「エクソシスト」1作目には足下にも及ばないので、本作より1作目を見ることをオススメしますって感じかな。(どの続編よりも本作が一番ダメだとも思ったよ…)