備忘録:休職→退職のムーブに至るまで
こんにちは。たけやぶちゃんです。
初めてのちゃんとした(?)noteです。どきどき。
実は最近勤めていた会社を休職を経て退職するに至ったので、もしかしたら似たような立場の人がいるかもしれないし、いないかもしれないけど、
備忘録も兼ねて書いておこうかな~と筆をとりました。
初めての備忘録、テーマが思ったよりもハードになってしまった・・・
ちょっと長いけど軽い気持ちで読んでね!
※あくまで自分の場合、なので参考まで。
身バレ防止に若干ぼかしているので、もしかして○○さんじゃない?って
アキネーターもしないでね♡ (”たぶんちがう/部分的にちがう")
1、休職に至るまで
今回転職などの目的があったわけではなく、病気療養のための休職を経て退職をしました。社内規定で定められた休職期間を過ぎても主治医から復帰OKの診断をもらえず、退職した、という流れです。
休職のきっかけとなったのは「適応障害」という病気でした。
適応障害とは、強いストレスが原因となり、抑うつ状態に陥る病気、だと私は理解しています。ざっくり言ってしまうと鬱の1歩手前のような。
(※医療関係者ではないので、間違っていたらこっそり教えてください。)
日常生活で「あれ?なんだかおかしいぞ?」ということが増え、診察を受けたところ、「あ~これはね、ちょっとお休みしたほうがいいね。」と診断を下されました。
この診断を下されたとき、正直この「やだな~つらいな~」という状態が病気のせいであったことに少し安堵したことを覚えています。ぴえん。
2、適応障害と診断されるまで
私の症状が出始めたのは休職する1か月前ほどで、
「今まで当たり前にできていたことができなくなった」
が顕著だったなあと感じています。
羅列するとキリがないのですが、例えば
・朝起きれなくなった(そして遅刻ギリギリ、または当日欠勤する)
・大好きだったメイクができなくなる
・家事全般ができなくなる
・お風呂に入るのが億劫になる
など、元々ズボラな方ではありましたが、ちょっと何かがおかしいぞ?
というような気持ちでいました。
もちろん仕事のパフォーマンスも落ち、食欲減退で顔色も悪かったので、上司から呼び出され、「心配だから病院で診察受けて。そんで1週間ぐらいお休みしたら。」と提案を受けました。
この時点で通勤中に「線路に落ちて轢かれれば会社行かなくて済むなー」なんて思うようになっていたので、今でもこの上司には感謝しています。
その後すぐに心療内科で診療してもらい、「適応障害」であることと、すぐに休養が必要であることと診断を受けて休職に至りました。
最初は1ヶ月で様子を見ていたのですが、主治医の復帰OK判断を得ることができずに休職を続け、そのまま退職!という流れです。
3、なんで適応障害に?
さて、この「適応障害」という病気、ストレスが原因でなる病気と前述でもお伝えしましたが、私の場合、
①高ストレス環境下に身を置いていた
②精神的にショックな出来事が発生
③え?体も悪いんです?
の3本立てです。もう少し詳しく言うと、
①イレギュラーの忙しさで、終わりが見えない、残業がやばめ状態(数か月)
②近親者の急逝
③ずっと小康状態だった持病(内臓系です)がひどい状態で再発
ってことです。
ストレスの感じやすさや元々の性格も関係しているとは思いますが、現実って急に連続でジャブ打ってきたりするじゃないですか。笑
そういう時にタイミング悪く本人にとって高ストレス環境下に置かれていたり、重いパンチが飛んできたりすると、心のバランスって崩れると思うんです。
また、休職当時はこのくらいで休むなんて!職場に迷惑がかかってしまう!と自分を責めていたのですが、今書いてるとひでーな!って笑っちゃいます。笑
正直今まで自分のことを鋼のメンタルだと思っていたので、もしかしたら条件さえ揃えばだれでもなり得る病気なのかな、と思います。
(もちろんストレスへの耐久性って人それぞれなので、自分が耐えられるストレスも他の人にとっては耐えられないかもしれないし、その逆もまた然りってことですね。)
「あれ?ちょっとなにかおかしいぞ?」と思ったら心療内科の戸を叩くのもありかもしれません。怖いところじゃないよ。
心の持ちようや根性でなんとかなる!がんばれ!っていう人も中にはいる。
なんとかなってたら病院はいらねえ!こんなつらい思いしねえ!
と私が代わりに怒鳴っておきます。
しゃもじでひっぱたきます。えいえい。まかせてくれ。
4、休職中のお金のはなし
休職中のお給料について、私の勤めていた会社は休職中は無給だったので「傷病手当金」の給付を受けていました。
(※退職後も条件を満たせば受給できるので、現在も受給しています。)
申請してから1か月~1.5か月目安で手当金を受け取ることができるので、
この時ばかりは「社会保険料払っててよかった~!」と思いました。笑
(※初回申請時はもう少し時間かかるみたいです)
もちろん受給資格など条件がありますので、条件に当てはまるかも、受給したい、という方はお勤めの会社の担当部署へ問い合わせることをお勧めします。
参考までに私が受給するまでの流れを記載しておくと、
①担当部署へ「傷病手当金の申請をしたい」と申し出る
②申請書が自宅へ送られてくる
③必要事項を記載
④通院している病院で医師から必要事項を記入してもらう
⑤会社へ返送
⑥受給
といった感じだったかな。
申請書を入手してからは③~⑥を毎月ループです。
ちなみにやっておいてよかったな~と思ったのが、
・申請書(原紙)を多めにコピーしておく
・会社に返送する前に完成した申請書のコピーをとっておく
の2点です。(当たり前かもしれませんが)
そもそも適応障害となった原因の一端に「職場」があったので、直接連絡をとることがストレスで仕方なく、1通メールを作成するだけでもかなり時間を要していました。
なので、申請書(原紙)のコピーを多めに取っておくことで、接触を減らす!ストレスを減らす!をしていました。大事。
また、申請する際に傷病手当金を申請する期間を書く欄があるのですが、
毎回「前回いつまでの分申請したっけ?」となるので、返送前の申請書もコピー取っておくと役に立ちます。
万が一会社との齟齬が発生しても証拠になるしね。
退職後の傷病手当金の受給についてや、そのほかの手続きについてはまた別で書きたいなと思っています。
※退職日に挨拶とか私物の回収で出社してしまうと退職後の傷病手当金の受給資格を失ってしまうのでマジで気を付けてください。行かなくていいよ!
5、退職して、実際どう?
正直、休職してしばらくは「迷惑をかけてしまって申し訳ない」という気持ちが強かったのですが、ストレスの原因の1つが職場だったことから、主治医には転職を強く勧められていました。
実際ほかの2つのストレス源は時間が解決するタイプだったり、すぐには解決ができずゆっくり付き合わなくてはならないタイプだったので、3つ目のストレス源である「今の職場」を排除できたことは自分にとってとてもよかったな、と思っています。
実際退職の意思を職場へ示したとき、ものすごく晴れ晴れした気持ちになりましたし、退職したことへの後悔は一切ありません。
いえ~~~~~~い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
また、職場について若干の黒い感情はありますが、それ以上にまあ働けていい経験だったな、と思っています。関わる人みんないい人だったし。
適応障害とも持病ともまだしばらく付き合っていかなくてはならないけど、ゆっくり自分の足で歩いて行きたいな、と思います。
別のnoteでは自分なりの適応障害との付き合い方(治療とか)と退職後にやっておいてよかったことなど書ければな~と思います。
読んでいただきありがとうございました!
:)
たけやぶちゃん