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2024年シーズンの関西でのマリーンズ戦を振り返って


◆2024年シーズンの関西での千葉ロッテマリーンズの戦績

2024年シーズンの関西での千葉ロッテマリーンズの公式戦は以下の10試合でした。
いずれもオリックス・バファローズ主催のパ・リーグ公式戦
セ・パ交流戦の阪神タイガース戦がマリーンズの本拠地であるZOZOマリンフィールドでの開催で、またバファローズ主催のマリーンズ戦も2試合が沖縄セルラースタジアム那覇での開催だったため、例年より少ない試合数となりました。

※4月30日 ○1-0
☆※5月1日 ○6-3
☆8月2日 ○3-2
8月3日 ●1-5
8月4日 ○3-0
8月23日 ●0-1
8月24日 ○1-0
☆8月25日 ●0-2
9月10日 ○4-1
☆9月11日 ○12-3

☆は現地で観戦した試合
※はほっともっとフィールド神戸での開催

トータルの戦績は7勝3敗。
マリーンズ主催試合、那覇でのバファローズ主催試合を含めたら16勝8敗。
バファローズ対マリーンズの対戦成績はバファローズが大きく勝ち越すシーズンと、マリーンズが大きく勝ち越すシーズンに二極化している印象ですが、2024年シーズンは後者のパターンになりました。

以下で、今季現地観戦した4試合のなかで思ったことをつらつらと綴らせていただきます。

◆2024年シーズンの千葉ロッテマリーンズを関西での現地観戦から振り返る

■5月1日(水)@ほっともっとフィールド神戸

2024年シーズン最初の関西でのマリーンズ戦は、4月30日(火)と5月1日(水)のほっともっとフィールド神戸での2連戦でした。
4月30日(火)の一戦では佐々木郎希投手が盟友の宮城大弥投手に投げ勝ち、1-0でマリーンズが勝利しています。
この日のゲームですが、序盤はバファローズが優勢で、頓宮裕真選手、紅林弘太郎選手のホームランなどで3-0と一方的にリードする展開でした。
6回表小川龍成選手タイムリーヒットでようやく1点を返した後、自宅まで遠いし明日も仕事なのでと思い8回表終了時に帰途に就いたのですが、ここから試合が大きく動きました。
三宮まで戻ってきて阪急電車に乗り換えようとしていた時に、9回表にマリーンズが石川慎吾選手・安田尚憲選手・佐藤都志也選手のタイムリーヒットなどで一挙5点を挙げて劇的な逆転勝利を収めたことを知りました。

マリーンズの逆転勝利に大いに喜んだのですが、それと同時にマリーンズ戦以外では応援している安達了一選手が9回表だけで3度のエラーを連発したこと、それにより一部の心ない輩から誹謗中傷を受けたのを目の当たりにしたことで、複雑な心境になったものです。

もしよろしければ、この逆転劇の一部始終について、バファローズ側の視点から触れている以下の記事もご覧ください。

■8月2日(金)@京セラドーム大阪

仕事の関係で途中からの参戦になり、2回表田村龍弘選手と岡大海選手のタイムリーヒットは見られませんでしたが、故障による育成落ちから見事に復活を遂げたかつてのエース・石川歩投手の3勝目を見届けることができました。

■8月25日(土)@京セラドーム大阪

打線がバファローズのエスピノーザ投手、吉田輝星投手、山田修義投手、マチャド投手相手に手も足も出ず、好投を続けていた先発の種市篤暉投手を援護することができませんでした。
少ないチャンスをものにしたバファローズ相手に0-2の完封負け。
まあこんな日もあるさというところです。
試合後は近くのカフェで、たまたま意気投合したバファローズファンと安達了一選手の話題などで話し込んで帰りました。

■9月11日(水)@京セラドーム大阪

今年最後の関西でのマリーンズ戦となったこの日のゲームは、東京から訪れた10数年来の友人氏とビジター側外野席で観戦することになりました。
2回表中村奨吾選手のタイムリーヒットで先制すると、その後はネフタリ=ソト選手、グレゴリー=ポランコ選手、中村選手ホームランが飛び出すなど、マリーンズ打線がいつ以来かの大爆発。
最終的に17安打12点、12-3というスコアで関西での最後の一戦を飾りました。
ヒーローインタビューのお立ち台に上がったのは、単打2本(注)、二塁打2本、3ランホームラン1本を放ち、サイクルヒットまであと1歩と迫った中村奨吾選手でした。
中村選手のサイクルヒット未遂に、初めて生で観たソト選手のホームランと、今シーズンの最後に見どころの多い試合を観られたのは嬉しかったです。
(注)うち1本が先制のタイムリーヒット

◆おわりに

その後のマリーンズは、9月中旬~下旬にややもたついたもののどうにかパ・リーグ3位に入り、クライマックスシリーズへの出場権を獲得しました。
北海道日本ハムファイターズとのクライマックスシリーズファーストステージでは、初戦こそ2-0で勝利したものの、2戦目で2-3の逆転負け、3戦目も2-5で敗戦し、マリーンズの2024年シーズンは終わりました。
この11月9日(土)に佐々木朗希投手がポスティング制度を用いてメジャーリーグに移籍する旨が発表され、にわかに騒がしくなっていますが、残った選手、そしてドラフトで加入した新戦力が一丸となり、リーグ優勝・日本一を目指して欲しいものです。


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