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コロナ後初めて台湾を訪問して思ったこと(その2)
(その1)円安・注目の新スポット・鉄道新線に関する雑感はこちら
はじめに
去る7月15~18日、コロナ前の2019年秋以来5年ぶりの訪台を果たした私。その時の雑感を、コロナ禍の4年間に起きたこと、コロナの前と後で変わったことを中心に全3回の予定でまとめているところですが、第2回目となる本稿では日本と台湾の二人の政治家にまつわる話題をお届けします。
4.没後も人気の安倍晋三元首相
2022年7月8日、志半ばで凶弾に倒れた安倍晋三元首相は、生前に台湾を重要なパートナーと位置づけ、台湾有事に備えたり、新型コロナウイルスワクチンの提供に向けて動くなど、日台関係において数多くの功績を遺しました。
そのため、安倍氏は現在もなお台湾の多くの人々に慕われています。
コロナ禍と銃撃事件がなければ、首相退任後に訪台する予定だったという安倍氏。
2023年夏、一周忌を済ませた昭恵夫人が故人に代わって台湾を訪問した際は蔡英文総統(当時)と頼清徳副総統(現総統)が歓待し、台北市の圓山大飯店には昭恵夫人が宿泊した際の写真が大切に飾られていました。
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また、高雄市鳳山区の鳳山紅毛港保安堂は太平洋戦争中に沈没した日本海軍の駆逐艦を祀っていることで知られていますが、ここに安倍氏の銅像が建立されました。安倍氏の命日には、多くの台湾人が献花に訪れています。
5.韓国瑜氏は健在でした
コロナ禍初期の2020年のこと。中国国民党の韓国瑜氏は高雄市長の職を半ば放ったらかしにする形で台湾総統選挙に出馬するも惨敗、最終的に市民のリコール運動・罷免投票の結果高雄市長の座からも追われることになったのは記憶に新しいところと思います。
あれから4年。すっかり「あの人は今」的な状態になっていた韓氏ですが、2024年の立法委員選挙に比例代表で当選。現在は立法院長として活躍しています。
宿泊先のホテルでテレビを付けたら、国会関係のニュースに立法院長となった韓氏が登場。
いろいろ物議を醸す言動もあった方ですが、そのバイキング・小峠英二さんに似た風貌を見ていると何故か懐かしい気持ちになったものです。(続く)
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