第2期を終えたスタートアップ社長が、5つの変化を振り返る【①組織拡大・②クライアント多様化】
株式会社NAVICUS 代表取締役の武内です。 ※自己紹介はこちら
2020年5月末日をもってNAVICUS社の第2期が終了しました。社内向けに振り返りを書こうと思いましたが、折角の節目なのでnote上で事業状況や所感含め書いてみようと思います。
NAVICUSについて
NAVICUSは、SNSを使ったコミュニケーションを中心に、企業様の目的に合わせ、コミュニケーション戦略設計や社内担当者の育成支援、SNS運用代行(Twitter,Instagram,Facebook,LINE)、アカウント分析など幅広くサポートしている会社です。
ひとことで言うとどんな一年だったか
「武内の個人商店」から「NAVICUSという会社」に変化した年になりました。
NAVICUSの事業領域は、僕がIT系事業会社でSNSマーケティングやコミュニティマネージメントを経験してきた業務領域が中心です。
元から僕の取り組みを知っていただいてる方もいる為「会社宛ての依頼」というより実質「武内個人への依頼」で相談を頂くケースが多く、有難い反面、なかなか組織としてスケールしづらい構図になっていました。
こういった状況を変えるため、第2期は後述の「組織の拡大」や「クライアント企業の多様化」を大きく推進しました。結果として、僕が全く関わらなくても回る案件が複数生まれたり、社内でも僕が全然しっくり来てない社内文化が生まれたり(笑)、いい具合に組織の自走が始まったのではと思ってます。
一年前からの5つの変化
より具体的に、ここ一年で変化したと感じるポイント5つをメモがてら書いていきます。※書いてたら随分長くなったので、前後編に分けてます
①組織の拡大
まずなんといっても、新たな仲間が増えました。第1期終了段階では正社員は僕を入れても4名だけでしたが、一年経ったいま15名まで増加してます。
NAVICUSの採用の特徴として、「事業会社でのコミュニティマネージメント・SNSマーケティングの経験・実績があるエース人材」を優先的に採用しています。
結果としてこの採用方針がNAVICUSの「事業会社っぽい」カラーを作っており、また担当者の経験・スキルに合ったお仕事を請け負う「タレント売り」のようなスタイルが確立出来ました。
※因みにまだまだ積極採用受付中です https://www.navicus.info/contact
※会社案内資料より
また、実質全員をリファラルで採用出来た事がスムーズな業務立ち上がりに繋がり、結果として2020年5月末段階で離職者ゼロという誇らしい状況に繋がっています。
「どうやったら、スタートアップがリファラルだけで即戦力10名も取れるの?」と聞かれる事も多くなりました。この辺り、コツとか色々あるっちゃありますが、話すと長いのでまたいずれ・・・。
②クライアント企業の多様化
第2期中は、20社ほどの会社さんと一緒にお仕事させていただきました。従来から比較的得意としているスマートフォンアプリゲーム事業者に加えて、テレビ業界、出版、製菓メーカー、化粧品メーカー、物流系、プロスポーツチームなど、本当に様々な業界の方とご一緒させていただいてます。
仕事の性質上中身はお伝えしづらいですが、おおよそ「ゲーム半分・その他半分」といったイメージです。
様々な業界の方とお仕事させていただいてるのは、引き合いを頂いた結果という部分もありつつ、意図的に幅を広げている所が非常に大きいです。
元々私がディー・エヌ・エーでアプリゲーム事業のソーシャルメディアチーム立ち上げの任を受けた時に感じたのが、「異業種のノウハウを持ち込めるとめちゃくちゃ強い」という点です。
自己紹介エントリーに書いている「戦魂」の公式Twitter運用のスタイルは、当時スマホゲーム業界においては目新しく映っていましたが、私にとっては5年以上前に大手コンビニチェーンさん等と一緒にやっていたSNS企画の応用でしかありませんでした。つまり、異世界転生モノの小説みたいなものです(笑)
また一方で、コミュニティ形成やファン作りにおいて「普遍的な要素」があるという発見にも至りました。これもこのテーマだけで2,3記事書きたいぐらい・・・なので別の機会にお話します。
第2期最後の全体会議で「NAVICUSで仕事をする価値ってなんだろう」という話を問いかけた際、「様々な業界の仕事が出来て多方面に視野が広がる」という声が挙がっていたのが印象的です。
ここは強みの一つだなと思いつつ、スマホゲーム以外の「明確な強み」を増やしていきたいなとも思っている次第です。
続きは後編にて
既に2,000文字近くなってしまったので、残り3つは後編に分けました。因みに内容は以下で、個人的には③を特に頑張りました。
③福利厚生制度を(むちゃくちゃ)拡充
④在宅業務体制を強化
⑤会社のMISSIONがしっくり来るようになった
というわけで、後編はこちら!
もしサポート頂けましたら、都内ラーメン探訪に充てさせていただきます!(&記事化します)