【分かるとは】線を忘れることはできるのか
昨日の続きです。理解のために一度引いた線を忘れることはできるのか?というテーマについて考えてみたいと思います。
固定観念を外すとか、アンラーンとか、色んな言葉で語られるテーマと似ていますね。これ、いきなりは難しいので段階が必要と感じています。
まず、「自分の引いた線の区切り方」と「異なる区切り方の世界観」を知る。その線の引き方と自分の線の引き方を比較する。すると差異から「線のない元の状態」が想像できる感覚です。
そもそも何かを理解するとは「線を引く」+「比較する」の組み合わせと感じています。最初の図は線を引くことでABCDの比較ができるため差異から各領域を認識できるようになりますよね。
なら、全体像も比較から認識できるはずですが、全体像は全体だから比較対象がありません。そのため異なる区切り方と比較するのです。
もしかすると、区切りのない全体像は感じ取ることができたとしても理解まではする必要ないかもしれません。
僕らに必要なのは「色んな区切り方が存在する」事実を知り、他の区切り方の可能性を頭の片隅に置いておくことなのかもしれませんね。
例えば多様性に対する理解って、区切りなく世界を捉えることではなく、色んな区切り方があることを受け止めることとも感じます。
二つの区切り方があるなら、三つ目も四つ目もあるかも?、そう考えてみることが結果的に「全体像」のイメージにつながっていきそうだと感じるのです。
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