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働く女のいやらしさを許してほしい…
「嘘を愛する女」いい映画だった。
何が良かったかって、長澤まさみちゃんが、我儘なのにすこぶる魅力的だった。(それは長澤まさみだからである…というかなり強い可能性は置いておく)
毎晩のように付き合いで飲んで帰り、身体を心配する彼に「私はこうやって稼いでるのよ。文句ある?」と言い放つ。
家事はやらない。
家事を任せてる彼が居るのに合コンに行く。
面倒なことがあると、お金を払って強引に進める。
「部長ムカつくとか、後輩ちょー使えないとか」というセンテンスが普通に台詞に出てくる。
アイタタタタタ…
(なんか、似たようなこと、自分もしたことあるような気も…?)
すごく痛い
痛すぎる嫌な女なのに、パワーがあって、ものすごく魅力的な人になってる。
救われる!!!
(繰り返すようですが、長澤まさみちゃんだから、という可能性は考えない)
一緒に観てた夫がいい映画だと言ったので、あ、私許されてるかもと思った。ホッとした…。
つい、仕事が優先順位高くなっちゃう女子のみなさん、この映画はお勧めです!
余談だが、彼女はメーカーの企画開発かマーケティング担当者でヒット連発中という設定(多分ドメスティックブランド)。でも、それで、都心に広いマンション持って贅沢して男を養うほど収入高いかなあ…ってちょっと気になった。1000万にも満たないくらいではなかろうか。同時期に読んだ江國香織さんの小説の人物(偶然にも、仕事中心で男への思いやりに欠けるが魅力的というキャラ)は、外資系金融で働くMBA持ちのバリキャリで、ここまでいくと数千万稼ぎそうではあるんだけどね…