何にお金をかけたいかのバリエーション
8万円のジャケットを買うために貯金する人はいても、8万円のレストランで食事をするために無理する人ってあんまりいない… 的なことを平野紗季子さんが書いていて、自分もそうだなと思う。
社会人歴も長いので、8万円のスーツを買ったことはあるけど、1人8万円の食事をしたことはない。
飯田橋にできたINUAにちょっと行ってみたいと思ったけど、1人5万円と聞いてやめている。
でも、ちょっといい温泉旅館に泊まる旅で一泊5万円使うことはある(たまーにだけど)
あれ? この価値、どう違うの?
ワクワクしながら旅館を決めて、一泊を満喫し、ときどきその一泊を思い出して仕事がんばろうとか思う。まあまあありふれてるから、人に話すネタとしては小さい。
ワクワクしながらINUAを予約して、結構面白い食体験をして(たぶん)、きっと話のネタにはできるし、また仕事がんばろうと思うに違いない。一泊二日か、3〜4時間程度かの差に過ぎない。
ああ、価値観の一般化に縛られてしまっているのだ。
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