
フェブラリーS 馬体診断予想~昨年本命◎ガイアフォース5人気3着など過去15年8的中と相性いい。今年も馬体的に穴馬います
武虎です。
フェブラリーS 馬体診断予想です。
◇著者X(旧ツイッター)
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◇2025年 予想的中 <9R3的中>
中山金杯|◎マイネルモーント6人気2着
共同通信|◎リトルジャイアンツ4人気3着★カラマティアノス6人気2着
京都記念|◎ヨーホーレイク5人気1着★リビアングラス6人気2着
■「フェブラリーS」馬体診断予想
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▼予想実績 <過去15年8的中>
2024|◎ガイアフォース5人気3着
2023|◎メイショウハリオ4人気3着
2022|不的中
2021|◎エアスピネル9人気2着
2020|不的中
2019|不的中
2018|不的中
2017|不的中
2016|不的中
2015|★インカンテーション5人気2着
2014|不的中
2013|◎ワンダーアキュート7人気3着
2012|◎ワンダーアキュート2人気3着
2011|◎バーディバーディ4人気3着
2010|◎エスポワールシチー1人気1着
※…配信なし
▼舞台適性
【クラス】G1
【コース】東京
【距 離】1600m ダート・左
【適 性】C/T型-M(持続/根幹-マイル)
▼馬体レーティング
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※未算出
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▼予想印 ※文末公開
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◎1頭
★2頭
○エンペラーワケア
☆タガノビューティー
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▼馬体診断
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※当診断独自用語
初見 … 初めて馬体を見た
ヘキサ … 重要な6つの関節(起点)を結んだ六角形ヘキサゴンのこと。
振り子 … 首と四肢。首は前or上振り、四肢は下振りなどと表現
全身バランス … ヘキサと振り子を合わせたバランス
軸 … ヘキサ関節をまたぐ最低2つ以上の骨格のラインのこと。
仕上がり … 筋肉や脂肪面の状態。調教など人為的(後天的)な要素。
化骨 … 骨格の成長度。先天的要素。
C型 … 持続向きの馬体
A型 … 加速向きの馬体
L型 … 走りが単調・心肺が淡泊・惰性に向く
T型 … 走りが柔軟・心肺がタフ(省エネ)・振動に向く
N型 … 万能or中立な馬体。C型とA型、L型とT型の中間。
馬体チャンピオン系 … タイプはT型、トータルで欠点が少なく、根幹ベストであらゆる条件で減点少ない。重賞やG1勝ち馬で最も多い馬体の形。
▽馬体解説
エンペラーワケア
初見。父ロードカナロアだが、これは父より祖父キングカメハメハ似だな。そのヘキサや全身比の構造バランスなど、前後に癖があった父より好バランス型だったおじいちゃん似が顕著ないわゆる隔世遺伝だろう。
以上、初めて見る馬名ながらG1で1番人気と、レースぶりでもがインパクトある上がり馬なのかな!?
こうした人気先行感がある馬は消したいところだが。うーん、規格スケールもあり残念ながらこれは人気相応と珍しい。馬名の通り本物エンペラーじゃないか。ただ、仕上がりは普通。
コスタノヴァ
初見。この馬も馬名初耳で新興勢力か。これも父ロードカナロアだが、先のエンペラーとは違って、こちらこそいかにも父産駒の馬体上級素材らしい。
以上、足回りなどダート馬らしからぬ軽さがあり前後ヘキサも父似。よく言っている昨今の芝マイル戦でよく走っている「今風の馬体」という感で、それがたまたまダート走っているだけだろう。
やはり、典型的なスローなスピード高速決着向きだな。仕上がりも素晴らしい。
ミッキーファイト
初見?ヘキサは先のコスタノヴァに近め。それよりフロントが過多ぎみ、リアコンパクト&起点ロー、上体比が過多で重心ローダウン、かつ重量もあるなど、低重心ながらレスポンスが遅めな構造で、コスタより良くも悪くもダート向きだ。
以上、ただスケールや強みパンチの面でメンバー屈指のものがなく、それなら人気のこの馬を狙うよりも、より持続面など振れきった馬体と言える「あの馬」がいいだろう。
ペプチドナイル
これは典型的な持続惰性の強みがある【CL型】構造がベース。
今回近いタイプはドゥラエレーデかな。本馬のほうがより人気だが、確かに仕上がり良く距離適性も上でSP面で優位と堅実さがあるが、それは二頭比較での話。
やはり、癖が明確&性能の偏りが強い故、先行できれば怖いが、同時に単調さがありハマり向き。
以上、昨年の勝ち馬でフラット東京ベターも、距離質がやはり非根幹ベターな構造。その意味で打てる印は一撃★のみとこの人気では打ちづらいな。
サンライズジパング
先の前後動重視のペプチドナイルとは真逆で上下動重視な構造。
以上、根幹などハイタフ向きではあるが、やはりこちらはフラット平坦でなく急坂ベター。
ガイアフォース
確か昨年の本命◎指名。馬体的にダートで一皮むけるかもと思った記憶にある。馬体解説は昨年などバックナンバー参照。
とにかく、先のサンライズジパングを例にすれば、それより上下動からの持続エネルギー量の高さがある構造。ただ、そのリスクとしてレスポンスの遅さはあるが。
以上、仕上がりも次第点で減点はなし。ハイタフでは無難にメンバー屈指の強みと言え、今年も無論本線◎★評価ができる。
が、まぁまた本命◎打つのも面白味もないし、やはり「初ダートで本命◎を打ってこそ、馬体を見ている意味がある」と言え、今年は他の馬に譲ろうかな。
サンデーファンデー
この馬よりは今回なら近い馬体サンライズジパングのほうがフロント長さがありスマートでハイタフでのハマり強みがあるし、タガノビューティーなども近いがよりSP値や差しベターな構造で本物より評価できる馬がいる。
ドゥラエレーデ
今回なら近い馬体ペプチドナイルのほうが今走向き、かつ本馬は今回ちと仕上がり甘い。と、そのペプチドの次点評価で解説省略。
アーテルアストレア
これも癖がある馬体という意味では先のドゥラエレーデと同じ。ただ、ドゥラとは前後や全身比が違い馬体そのものは似ておらず。まぁどちらもその構造的な癖故、走りに硬さが出そう(柔らかみに欠く)という点では同じだが。
以上、足回りの軽さなどSP面はまずまずで、そうだな、馬体そのものも今回ならヘキサ&全身比でガイアフォースに近い部類。
だが、本馬の癖こそがガイアよりフロントコンパクトや前後フラット仕様にというガイアの最大の強みを軽減した部分で、なんというか肝心の長所が似ていない。このニュアンスわかるかな?バイクで例え「外装カウルデザインだけ同じだが、4ストインジェクション化したNSR」そんな感じ。余計わからんかな。
とにかく、その意味でも今走適性や根幹G1向きの馬体的な抜けた強みはなく、人気薄穴☆まで。
タガノビューティー
先述したようにサンデーファンデーを狙うくらいなら馬体的には断然こちらが上。
以上、馴染みの馬体でもう8歳だが、今走適性含め過去このレースで本線◎★したことあるんじゃないか。そういう馬体だ。
今回、加齢の影響など仕上がりで大きな減点もないので、本馬自身は重い印を打てる馬体ではある。打てるかは相手次第だ。
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