人生、案外70から説
November 16, 2022
Transcription
In Belgium, NATO chief Jens Stoltenberg says no evidence has been found to suggest that a missile strike in Poland on Tuesday was an attack from Russia.
Former president Donald Trump announces his candidacy for the Republican nomination for president in 2024.
At the U.N. climate meeting in Egypt, Brazilian President-elect Lula da Silva says his administration will increase efforts to fight the illegal clearing of trees.
And in the U.S., NASA’s new moon rocket blasted off on its first flight carrying three test devices in place of human astronauts.
訳例
ベルギーでは、NATOのイェンス・ストルテンベルグ長官が、火曜日にポーランドで行われたミサイル攻撃がロシアからの攻撃であることを示す証拠は見つかっていない、と述べました。
ドナルド・トランプ前大統領が、2024年の大統領選の共和党候補として出馬を表明しました。
エジプトで開催された国連気候変動会議で、ブラジルのルーラ・ダ・シルバ次期大統領は、違法な木の伐採と戦うための取り組みを強化すると述べました。
そして米国では、NASAの新型月探査ロケットが、人間の宇宙飛行士に代わって3つの試験装置を搭載して初飛行に成功しました。
勝手に探究
先日、地球の人口が80億人を超えた、というニュースがありました。医療の発達だけでなく、栄養・衛生状況の改善がその要因だと思われますが、結果的に、人間の平均寿命は延びています。
120年ほど前には、庶民の平均寿命が30歳そこそこだったというのですから、人類は豊かになったものですね。
長生きは大いに結構なんですが、ところで、人間は長く生きるほど賢くなるのでしょうか。
「健康寿命」という言葉はよく聞くのですが、それは普通に生活が出来ているというだけで、体は年相応に衰えていくわけです。それこそ20代をピークに落ち続けているイメージです。
では、頭脳はどうなんでしょう。
確かに、一瞬の瞬発力、集中力なんてものは落ちるのかもしれませんが、とても20代がベストだとは思えません。知識や経験は年齢と共に増え続けるわけで、総合的な判断力は年長者であればあるほど上という気がします。
しかし、それが70、80、そして90となると?
自動車の免許であれば子どもたちから返納を迫られる年になって、国を率いることが出来るのか。そんなことをトランプ前米国大統領の2年後の大統領選出馬報道から感じたんです。
2年後、トランプ氏は78歳。そこから4年務めるなら82歳になります。バイデン現大統領は11月20日で80歳です。つまり2期目となると82歳~86歳です。一概に年齢だけで決めつけられませんが、80過ぎの老体でその重責を全うできるのか、自身で妥当な判断を下せるのか疑問に思えます。
まぁ、元国務長官のヘンリー・キッシンジャー氏が現在99歳で世界を飛び回っているのを見ると、頭脳と年齢はあまり関係ないのか、あるいはアメリカに人材が育っていないのか・・・。
体力の衰えは隠しようもないのですが、頭がこの先も使い方次第で(?)維持、なんなら強化できるというなら今後の人生も楽しくなりそうです。
元気なご老人を見て「お達者ですね」なんて上から目線で声を掛ける時代は過ぎ去りました。いつまでも頼りになる知恵袋として、時にはタフな交渉相手として人生の先輩方には今後もお世話になるのでしょう。
もっとも、よりよい世界には新しい風も必要です。次代を担う大型新人の登場に期待し、若者にチャンスを与えましょう!ってそのためには蓋をしている先輩方に退場していただかないといけないのか・・・。
やはりここは実力主義!若者よ、若いからといって口を開けていれば何でも手に入ると思うな!実力でポジションを奪い取れ!気合いだ~!
参考にしたページ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?