民主主義指数
July 12, 2024
Transcription
In southwestern China, heavy rains lead to floods and landslides in the huge city of Chongqing. At least six deaths have been reported.
Rwanda’s President Paul Kagame is expected to win reelection for a fourth term. In 2017, he received 99 percent of the vote.
Finland's parliament passes a law giving border guards the power to block Russian asylum seekers from entering the country after 1,300 people arrived from Russia.
And in Washington, U.S. President Joe Biden announces an agreement bringing together NATO alliance members in support of Ukraine.
訳例
中国南西部、大都市重慶で大雨による洪水と土砂崩れが発生しました。少なくとも6人の死者が報告されています。
ルワンダのポール・カガメ大統領は4期目の再選を果たす見込みです。2017年の同大統領の得票率は99％でした。
フィンランド議会は、1,300人がロシアから入国したことを受け、国境警備隊にロシア人亡命者の入国を制限する権限を与える法律を可決しました。
そしてワシントンでは、ジョー・バイデン米大統領がウクライナを支援するためにNATO加盟国をまとめる合意を発表しました。
勝手に探究
得票率99%⁈どういう状況ならそんな高得票率になり得るのか。
さてはルワンダ、「大統領選挙」なんていっているけど独裁国家だな。有力なライバルが出られないとか実質的に現職にしか投票できないとか形だけの選挙をしているとみました。
「民主主義指数」なるものがあるので、そのランキングを見てみましょう！
どれどれ、1位はノルウェー、2位はニュージーランドね（詳細は上記ページをご覧ください）。「GLOBAL NOTE」によると、我らが日本は･･･42位です。う～ん、微妙！まぁ最下位の北朝鮮が208位なので、上位4分の1には入っています。
では、ルワンダを見てみましょう。
「GLOBAL NOTE」では161位、Wikipediaでは117位でしっかり「独裁政治体制」に分類されていました。
ただ、そこまで（私の）イメージは悪くない。なぜでしょう。
ルワンダ経済はカガメ大統領政権下で急速に成長したからということと、その手法が、シンガポールを模倣した欧米型だからかな。
そうか、カガメ大統領は欧米のルールで結果が出せるからうまくいっているんだ。
欧米型の経済政策に問題があるのは認めますが、そのゲームで勝っているのなら国民はラッキーです。あえて指導者を変える必要はありませんし、ヘンに強力な対抗馬が出現し国家を二分するよりはるかにいいでしょう。特に、ルワンダはつい最近（といっても1994年ですが）まで国民の7分の1が犠牲になる悲惨な内戦をしてきました。
まだその記憶と爪痕が残るルワンダでは、内戦を終わらせたカガメ大統領を追い落とす勢力は出ないのでしょうし、独裁政治体制だと言われたからって動揺するような国民でもないでしょう。今が平和で、経済的にもうまくいっているという事実が全てです。
改めて、優秀なリーダーは国民を救うという当たり前の事実を確認しました。岸田総理にも･･･なんでもありません。
参考にしたページ
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