いかにもな演出
March 1, 2022
Transcription
In Ukraine, President Volodymyr Zelenskyy accuses Russia of "terror" for shelling the city of Kharkiv as Russian forces push deeper into the country.
In Taiwan, a delegation of former U.S. defense and security officials arrives in Taipei for talks. China's foreign ministry denounces the visit.
In the Philippines, heavy traffic returns as officials open Manila and 38 other cities, ending almost all COVID-19 restrictions as cases fall.
And in Burkina Faso, a national conference approves a plan giving the country's military rulers three years to prepare for elections.
訳例
ウクライナでは、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシア軍がハルキウ市を砲撃したことを「テロ」と非難しました。
台湾では、米国の元国家安全保障担当官らの代表団が対談のために台北に到着しました。中国外務省は、この訪問を非難しています。
フィリピンでは、新型コロナウイルス感染者の減少を受けて、マニラをはじめとする38の都市でほとんど全ての制限を解除し、交通渋滞が戻ってきました。
ブルキナファソでは、軍事政権に対して、選挙準備に3年の猶予を与える計画が国民会議で承認されました。
勝手に探究
世界の注目を集める戦争が起こり、数日でこの戦争に対する見方が固まってきました。私たちの属する西側世界は一斉に「戦争反対」を唱えながらウクライナに肩入れし、ロシアとの対決姿勢を示しています。
こんな時は、確かに戦争はない方がいいので、世論に乗っかるべきと思う一方で、心のどこかにある反米感情からか、妙な引っかかりを覚え、素直な反応ができません。
「内戦や紛争など決して珍しいわけではないのに」
「ウクライナを煽ってロシアにけしかけているだけでは」
「ロシアに手を出させたのはアメリカだよね」
「危機感の演出が武器商人には必要なだけだって分からないのかな」
など、気になる点ばかり見えてきます。
ロサンゼルスオリンピックに興奮し、ハリウッドスターに憧れ、アメリカ文化が大好きで、資本主義の恩恵をしっかり受けているのに、「それは結局アメリカを利するだけだ」と感じてしまうんです。
空気の読めない意見であっても、影響力の無い自分のnoteにならいいか、と続けています。読者様で、不快に思われた方がいらっしゃいましたらお詫びします。好き勝手に書いてるだけです。お気になさらないでください。
・・・なんて言いつつ、失礼ついでにまだ書いてしまいます。
ゼレンスキー大統領は怪しい!彼がいなければ少なくとも戦争は起こっていない。政治の素人が突然大統領となり、愛国的メッセージと行動力を武器にプーチンと渡り合うなど、いかにもアメリカの考えそうなことではないか。
そんなことを考えていると、鳩山元首相が声を上げてくれました。案の定ひどく叩かれていますが、同調圧力の強い日本で異論を打ち出すとどうなるか分かっていても黙っていられなかったのでしょう。
結果だけを見れば、アメリカは自国中心の秩序を守るためには自国民を含め、何でも利用し、犠牲にする国であることに疑いはありません。弱肉強食の資本主義ですからそれは当然ですらあります。
アメリカは善意では動きません。駆動力はカネか票です。今回の件が落ち着いたら、アメリカが何を得て何を失ったか確認して復習しておきましょう。
私を含め、好きなことを言っている人の意見の「答え合わせ」もできますが、「偶然の正解」に価値を求めるより、自分の意見を持つことが大事です。そのためにも様々な情報に触れて視野を広げるようにしたいですね。
日本ではアメリカサイドの言論のみが正義と捉えられるので、反対意見は自分で見つける必要があります。ロシアの考えは、ロシアのメディアから拾ってみてください。
以上、ここまでお付き合いありがとうございました。また次回お読みいただければ幸いです。