衝撃映像!領空侵犯の航空機に浴びせるミサイル!新たな紛争が勃発か
January 25, 2023
Transcription
A cold front moves across Eastern Asia, dropping heavy snow in Japan and China and causing severe transportation problems.
In South Africa, hundreds of people protest in Johannesburg over a continuing energy crisis that has caused record power cuts.
Rwanda says a military plane operated by the Democratic Republic of the Congo violated its airspace when it crossed the border from the Congolese city of Goma.
And in the U.S., the Justice Department brings legal action against Google, accusing the company of abusing its influence in the online advertising market.
訳例
寒冷前線が東アジアを通過し、日本や中国に大雪を降らせ、深刻な交通障害を引き起こしました。
南アフリカでは、続くエネルギー危機による記録的な停電に抗議して、ヨハネスブルグで数百人の人々がデモを行いました。
ルワンダは、コンゴ民主共和国が運用する軍用機が、コンゴの都市ゴマから国境を越えた際に領空侵犯を行ったと発表しました。
また、米国では司法省がグーグルに対し、オンライン広告市場における同社の影響力を乱用したとして法的措置を発動しました。
勝手に探究
ルワンダとコンゴは仲が悪いようです。何があったんでしょう。
コンゴの武装勢力M23がルワンダ系の住民を中心としているってところが問題なのかな。状況理解のために、少し長いのですが上記サイトを引用します。
<M23は自分たちをコンゴ国軍に統合するよう要求し、これが満たされないとして蜂起を繰り返している。コンゴ内戦の処理の過程で多くの武装集団が国軍に統合され、M23もこれを望んでいるのだが、DDRの名の下で行われた軍の統合に対しては、今日否定的な評価がなされている。統合は武装勢力が犯した罪を問わずに「アメ」を与えることを意味するし、統合しても長続きしないことが多い。
M23のスポークスマンは、「自分たちは外国人と見なされ、統合を拒絶された」と述べている。彼らの中心はコンゴに居住するルワンダ系住民で、その出自は様々であるものの、19世紀からコンゴに居住してきた系譜を持つ人々もいる。植民地化以降、ルワンダ系住民は植民地当局から「外国人」と見なされ、市民権を与えられなかった。それがコンゴ東部紛争の基層のひとつをなしている>
※引用内下線部、DDRとはDisarmament,Demobilisation,Rehabilitation:武装解除・動員解除・社会復帰のことです。
そもそも、なかなかコンゴが治まらないのが問題です。その辺りの原因もチェック!
う~ん、またベルギーかぁ。ルワンダもそうでした。
少数派に権力を投げ与え多数派をコントロールさせる支配構造を作るのは植民地時代の常套手段だったので当時のベルギーが特に悪いわけではないのでしょうが、そのせいで50年や100年では解消しない溝が生まれているだけに、印象は悪いですね。
なんとか解決の糸口を見いだせないでしょうか。
お、ちょっと、ここ見てください!2つ上にリンクを貼ったページから抜粋します。
<レアメタルをはじめとする、コンゴの地下に眠っている豊富な資源。これがなんとしても欲しい人々がいます。そのために、コンゴの紛争は止まりません>
な~んだ、紛争を止める方法が書いてあるじゃないですか。レアメタルか。争いの原因をなくせばいいんですよ。
<コンゴの紛争は、私たちの暮らしと無関係ではありません。レアメタルは、私たちが毎日使っているパソコンやスマートフォンのために不可欠だからです。つまり、レアメタルが欲しいのは、“私たち”です。だからといって、パソコンやスマートフォンを使わないわけにはいきません。私たちのビジネスのやり方を変えていく必要があります>
ちなみに、携帯電話内のレアメタルはこんな感じ。
コンゴが産出するレアメタルで影響が大きいのはタンタルコンデンサーで使われる「タンタル」のようです。
なるほど、携帯電話に必須であれば需要は堅く、紛争の原因になり得るのも分かります。だからといって、原因を根っこから絶つべくパソコンや携帯電話を放棄するわけじゃありません。問題は(コンゴの)タンタルなんです。
使用済タンタルコンデンサーからタンタルを回収する後処理技術は実用化されているようなので、都市鉱山から回収し各国で国産タンタルを使うというのも手ですが、そもそものタンタルを使わない方法がありました!しかも、利用する側が妥協する品質でなく、積極的に勧められるレベルの商品ですよ。それが、これ!
専門的な説明は正直、よく分からないのですが、セラミックコンデンサーはタンタルコンデンサーの代替となり得るようです。村田製作所、やるやないかい。
リチウムイオン電池の時もそうでしたが、レアメタル問題を解決するのは技術しかありません。レアなものに頼らなくてもいいように技術で乗り越えるんです!そこで日本の力が生かされます!
・・・しかし、タンタル(あるいは他のレアメタル)が富を生まなくなったらコンゴはどうやって外貨を稼ぐべきか・・・。それは・・・内戦を治めた後のコンゴの政治家にお願いします!
参考にしたページ
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