UI修行#04:「LIFULL HOME'S」
今週も行いました社内UI修行。今週のアプリは「LIFULL HOME'S」です。
部屋・家探しには欠かせない物件探しサービスで、みなさん使ったことあるのではないでしょうか。早速、見てみましょう!
タイムスケジュールはいつものごとく、こんな感じ。
・デザイン的観点で考察したことを記述する【10分】
(新鮮だった箇所、疑問に思った箇所、改善できそうな箇所etc)
・改善版UIをつくる(最低1画面でOK)【20分】
----- もくもく終了 -----
・シェアとフィードバック【27分】・今日の気づき【3分】
UIの気づき
機能が豊富だけど、きれいに収まっている。というのが最初の印象でした。
参加者の意見はこんな感じ(原文ママ)。
・やることリストだけちょっとレイヤーが違う感。
・UIは情報がよく整理されていて、見た目も見やすくてわかりやすい。
・物件検索の条件変更をする際にリアルタイムで検索結果が出るのは便利。
・便利な機能が多くて、使い慣れてる人やリテラシーが高い人には非常に秀悦なアプリな気がするが、機能が多すぎて、初心者やリテラシーが低い人は使い方に迷うのでは?
・現状のパノラマ画像は広くみえてあまりリアリティがないのでは。
・テーマ別をもうちょい推してもたのしいのでは。
・前回検索した条件はもうちょい目立たせてほしい。
・かざして検索できるの!?(スゴイ)
・ホームズくんのキャラ付け感に違和感が。
・初回導線終わった後の物件ヒット件数多すぎ。。。
・こだわりの条件をもっと選択できるみたい、UI違いすぎて戸惑う。
・HIGには沿っていない。
UIカイゼン案
情報が多くかつ多機能なのに、比較的整理されているので、細かいところに目がいった印象があります。参加者のカイゼン案は下記。
よくよく注意深くみていくと、連動すると便利そうなところが単発になっていて「勿体無いなー」と話しました。(もちろん、言うのはカンタンですが、裏側はいろいろ複雑で仕組みもあるのでカンタンには繋げられなかったりすることは重々承知しています)
他サービスとの比較
ディスカッションの中で「地図は使うから大事だよね。」という話題から、SUUMOの地図を指でなぞって物件検索できる機能の話になり、参加者みんな驚いていました。派生として「飲食店探し」にも使えるから◯◯にもあるといいよね〜ってなってました。
他には、FacebookやGoogle Driveなど見てみると、まとまった機能ごとにアプリが別にしていたりします。ユーザーや利用時のシチュエーションを考慮すると、分けて1つのアプリをシンプルに保つのを意識されているのかな〜と思いますが、詰め込みがちなアプリあるね。という話題も出ました。
終わりに
「シンプル」というのはやはり強力で、ユーザーにとっての「わかりやすさ」も段違いですし、「継続開発のしやすさ」も変わってきて、結果、ユーザーに長く使ってもらえる可能性が上がるのかな。と思っています。
今回のHOME'Sアプリは、どの機能も素晴らしくユーザーにとって楽しくかつ便利なモノばかりでした。それらが1つとして見た時にどうあるべきか。考える良いキッカケのアプリでした。
「そこはこうじゃないか」「次はこのアプリをやってみてくれ」などのご意見・ご要望あればぜひ、お聞かせください!色々な方の見方を聞きたいです。
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「デザイナー界の中島健人」ことふうとくんが参加できなかったので僕がレポートを代理してます。