妊娠。それは

妊娠。それは

私にとって、とってもとっても受け入れ難い現実だった
人間は子孫繁栄のために妊娠をせざるを得ないと思っていたし

結婚したら次は妊娠。出産だよね。
そんな人間らしいことに憧れ、夫と結婚後、妊娠をするも、流産。

自分の中で、まず、仕事が大好きすぎて、妊娠して、切迫流産になり働けないという状況が許せなかった。

信じられない。仕事のできない私なんて、存在価値がない。と思った。

そして、切迫流産で自宅安静にしていたものの、流産。

なーんか、人生嫌になった

自分自身の妊娠で、切迫流産になった時に、
「あなたしかこの子の母親にはなれないんだから」と言われ
その言葉を泣いて親戚に言われるが受け取れなかったあの頃。

そして、そこからは、妊娠が、母親になることが正しいのだと感じ、毎月妊娠しないかと期待しては、生理がきて、泣く日々。

何が悪いのか、と試行錯誤し、1年、フェスに行ってテンションが上がり、熱中症となりw
その直後に妊娠。

人間、エマージェンシーになると、妊娠するってのは本当だなぁと感じながら。
またも、切迫流産。

なんてこったい。
その頃には、母親との関係性も、拗らせていたので、たくさん幼少期の文句を言いながら、やっとこさ、遅れてきた反抗期を27歳で開始w

妊娠は、お腹の痛みとの戦いであったが、
出産は痛くないよーと、幸いクライアントさんから聴いていたため、その案を採用し、第一子から幸せなスッキリ出産は果たせたのだ。

第二子も、自分が一人っ子だったため、もう一人は欲しいんだろうなぁ。
しかも、上のこ女の子だし。
と、欲目で妊活するも、流産を何度かし、
29歳で出産。ほぼ2歳差。この辺りは人生の設計図をなぞっている感覚に入っていたので
産前休暇ギリギリまで、元気もりもりで働いた。

0、一人目の切迫流産は、私を母にしてくれ
二人目の妊娠期間は、お腹のベビーともよくお話もできたし、課題図書まで出してくるしwただ楽しい妊娠期間だった。

母になること、これは、今の私もできているかはわからないけれど
ただただ
愛するものが、この股から出てきたらしい事実は見届けていただいているので、そのようになっているのだと思う。

仕事が大好き。
母親にもなった方が良さそうで頑張っていたあの頃の私へ。

今の私は、ただただ、娘息子の背中を見ながら幸せに暮らしていますよ。

心配しなくても大丈夫。
心配したって意味がないから。

なるようになる。

人生は、感情に振り回されるのも一つの遊びで、やりたいときは精一杯やればいい。

飽きたらやめたらいい。
私の命は、私が守っているからね。
愛しているよ。

息子の寝姿を見て、
ふと、妊娠中のことを思い出したので、備忘録として。


今日も良い日を^^

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