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パン窯を皆んなで作ったよ。

今回は東京から講師の方をお呼びして、2日間続けてパン釜作りワークショップを開催しました。
土台となるコンクリートや、木の土台は作ってあったので断熱ベースから作っていきます。

パン釜の設計図

       セメント流し

ケーキ型のような枠にセメント流し

まずは、ケーキ型のようなものにセメントを流していきます。

       耐火レンガ敷き

オーブンの床(耐火レンガひき)

次は、耐火レンガといって高温にも耐えられるレンガを敷いていきます。
パンがのる大事な部分です。

       アーチ作り

パン釜の顔となる入り口

このアーチの中心には型枠が入っていました。(※始めの写真参照)
その型枠にそってレンガを並べ、セメントでくっつけていきます。
その後に型枠を一度外します。
この作業をしないと、型とレンガがくっついてしまい大変な事になってしまいます。
ついつい写真を撮ってしまうくらい、緊張した瞬間でした。

         ワラ切り

土に混ぜるワラ切り

ワラを細かく切って、土に混ぜていきます。
昔のワラを切る道具なんですが、初めはコツが分からず全く切れませんでした。
段々とコツが分かっていき、簡単に切る事ができました。

         土とワラを混ぜる

皆んなで、足で踏みふみ。

ワラと土を混ぜるために、大人も子供も裸足になって踏みふみしていきます。
普段、裸足で土を触る事のない大人は感触が気持ちよく、お喋りしながら夢中で混ぜていました。

この混ぜたものを、団子状にして窯に貼り付けていきます。
団子状にしていくんですが、『ハンバーグ』みたいな形にしたり、丸い野球ボールみたいにしたりと形は様々です。

          成形

お団子を貼り合わせた後の状態

最後は滑らかにして成形していますが、この釜の中には皆んなで作った様々な形のお団子と想いが詰まっています。

丸いものを作ると心が一つになっていきます。
手の感触で確かめたり、皆んなで話し合いながら、少しずつ丸く丸くしていきました。

       ランチタイム

えびとトマトのクリーム煮、スペイン風オムレツなど


ひき肉と根菜のボロネーゼ風、長芋の揚げ煮など


皆んなでテーブルを囲んでランチ

作業の合間は、待ちに待ったランチです。
今回はランチつきのワークショップだったので、メニューも豪華です。
体を動かした後に、皆んなで食べるご飯は格別に美味しかったです。

    ワークショップ後の懇親会

焚き火を囲んでバーベキュー

夜は、参加者の方も一緒にバーベキューや焚き火をしました。
夜になると冷え込みが増し寒くなったので、焚き火が暖かったです。
近くで獲った猪肉なども振る舞われ、1日の疲れもとれました。


         まとめ

10月後半に2日間にわたって開催されたパン釜作りですが、今回は東京から講師の方をお呼びしたり、豪華なランチ付きだったり、バーベキューをしたりと特別なワークショップとなりました。

今後は火入れや、実際にパンを焼いたりします。
日に日に寒くなっていく季節に近づいています。
パン窯で皆んなで暖まれるようになったり、美味しいパンや料理が焼けるように、今後も作業は続いていきます。

                                                                                      (こやま)

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