よく分からない欲
自分の中で、よく分からない欲がある。
それは、「ライター以外の機能で、ライター学校の知人の役に立ちたい」という欲だ。
一番典型的なのは、「仕事を探して、ライター学校の知人に紹介したい」という欲だ。実際、いくつか見つけて、紹介することが出来た。そして、それが終わると、とてもうれしい。
とある冊子を作る案件も、プロジェクト管理的な役割を勝手に引き受けた。冊子を手渡す締切から逆算して、「今何をやるべき」か、そして何をすればいいか分からない所は「誰に訊けばいいか」を考えてタスクを明確化する。その繰り返し。
いやいや。ライター学校に入ったんだから、ライター業なりライター修行なりに集中すべきじゃないか、と思う。それが目的だろう、と。
そうは思えど、勝手にそんなことを考えてしまう。
「この課題に、あの人を紹介したら、双方メリットあるかなぁ」
「プロ管の役割で入ったら、役に立つのかなぁ」
そして、それを考えることは、たのしい。
色々考えたけれども、書くことよりもその方が「やれる」気がしてしまうのだろう。
状況を考えて、はまる提案をすること。あるいは、プロジェクトの管理をすること。機能や事業は違えど、そんなことを会社でずっとやって来た
村上春樹の『ノルウェイの森』のこんな言葉を思い出す。
ずっとこの言葉が胸に留まっているのは、「真理を突いているよなぁ」と思ったからだと思う。
「出来る」ことはをやりたくなってしまう。
人にはそういう部分が確かにあると思う。
折角なら、この能力は、会社外でもうまく使えないものかな、と思ったりもする。
どういう掛け算がいいのかねぇ。
いいなと思ったら応援しよう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。とても嬉しいです
頂いたサポートで本を買い、書評を書くのが夢です!