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【好きなもの】ロックマンシリーズについて

 自己紹介をしておいて、次に何を書こうかと悩み、「一つ一つの趣味について?いや、まとめる難易度は高そう…」と考えた結果、何か具体的な好きなものについて書いてみようと思いました。
 それなら私の中で1番最初に書きたいものは迷わず一択。
 ロックマンシリーズについての文章を書かせていただきます。
 ロックマンシリーズについて紹介をしながらも、当時の思い出の振り返りを多分に含みます。
※大まかなストーリーは記載していますが、極力ネタバレはしないように配慮しております。

【出会い】玩具菓子とファミコンゲーム

①ロックマンの玩具菓子

 私には兄がおり、歳もそこまで離れていなかったため仲も良く(というかブラコンと言われてもおかしくないほど兄が好きで)、漫画雑誌は貸し合いながら読んでました。
 私が1番最初に出会った漫画雑誌『コミックボンボン』。この雑誌の中で池原しげと先生が『ロックマン』の連載をしていました。
 当時、ゲームのメディアミックスであることも知らず、というか読んでもいませんでした。
 ですが、母とスーパーに買い物に行った時に『ロックマン4』の玩具菓子(ロックマンの塩ビ人形とラムネが入った100円のお菓子)が目に入り、「あっ、これお兄ちゃんが読んでた漫画のやつだ」と、母に買って欲しいと頼みました。
 これが私とロックマンの出会い。
 たしか、ドリルマンを当てたと記憶しています。(確認したところ、ドリルマンはありませんでしたが、その後買い集めた塩ビ人形は今でも大切に保管しています。)
 それから『コミックボンボン』で漫画を読むようになり、本誌で『ロックマン5』の発売の記事を見た時はワクワクしたのを今でも覚えています。

②初めてのロックマン、『ロックマン5』

 1992年のクリスマス、『ロックマン5』を手に入れた私は副題である『ブルースの罠⁉︎』の『ブルース』の知識もそこまで無く(漫画は読んでいたはずなので、ある程度はあったかもしれませんが)、ストーリーよりもマリオ以来の横スクロールアクションゲームにどハマりしていきます。
 最初はどのステージから始めたらいいかもわからず、漫画と同じ順番でやろうとしても、全く進めることが出来ず、ボスまで辿り着けずに違うステージに挑戦、ということを繰り返していました。
 ただ、なかなか進めなくても、「やめたい」とか「つまらない」などということを思った事はなく、1番最初に『グラビティマン』を倒せた時は本当に嬉しかったのを覚えています。
 大人になってから、5はロックマンシリーズの中でも難易度は低い方なのだと知り、そこから始めたのは良かったのかもと思いました。
 ゆくゆく5以前の作品もやるのですが、やはり『スーパーロックバスター』も『スライディング』も使えず『ラッシュ』もいないロックマンは、「いや、めっちゃむずいよ‼︎」と思ってしまいます。
 でもニヤニヤしながらトライ&エラーを繰り返していました。
 今思えば「『死にゲー』の元祖は『ロックマン』だったのでは?」なんてことを思ったりします。
 世間では『ロックマン2』が一番の名作・人気作と言われてる気がしますが、私にとっては『ロックマン5』が一番思い入れがあり、一番好きなロックマンですし、8大ボスも『ロックマン5』の8人が大好きです。(特に『ジャイロマン』)
 タイトルの画像は当時カードダスで当てたロックマンのキラカードです。今でも私の宝物です。

【ご紹介】シリーズ説明(一部思い出等が先行)

 ロックマンシリーズと一口に言っても、いくつかのシリーズに分かれていますので、私が特に好きな3シリーズとそれ以外のシリーズのご紹介をさせていただきます。

①(初代)ロックマンシリーズ

 1987年に始まったロックマンシリーズの原点である(初代)ロックマンシリーズ。
 CAPCOM様のメインキャラクターとして時折顔を出しているのは、このロックマンです。
 モンハンやバイオハザード、ストリートファイター等、きっと他の作品の方が知名度は高いのかなと思いますが、ロックマンもCAPCOM様のメインキャラクターの1人として数えていただけているのだと信じています。
 ナンバリング作品としては1〜11まで出ており、他に派生作品として同じアクションゲームだけでなく、ボードゲームやサッカーゲーム、レースゲーム等も出ています。(この派生作品もリメイクされないかなぁ…。)
 本編作品では、以下のシリーズ共通の特徴的なシステムがあり、ロックマンの魅力でもあります。
8大ボス(1は6大ボス)のステージを自由に選びクリアしていく
各ボスを倒して得られる特殊武器が、別のボスの弱点になっている
 どの順番でクリアするのか、どの武器がどのボスに効くのか考えながら遊ぶのは本当に楽しいです。
 当時、8大ボスは公募もされており、自分も応募していましたが、採用はされませんでした。
 今思うとアイデア性の無さで採用されるわけもなかったのですが、当時は「こんな敵と戦ってみたい‼︎」と純粋に楽しんでボスロボットの絵を描いたり、技名を考えていました。
 ただ、ここまで書いておいて、実はクリア出来てない作品もあるので、お恥ずかしいです。
 大まかなストーリーは以下のとおりです


 Dr.ライトに作られた家庭用お手伝いロボットの『ロック』は、突如暴れ出した兄弟ロボット達の暴走を止めるため、『ロックマン』に改造してもらい、平和のために戦い始める。(『ロックマン1』)
 暴走の原因を作ったDr.ワイリーや、その他にも世界を混乱に陥れようと色々な敵と対峙していく『ロックマン』(『ロックマン2』以降)


②ロックマンXシリーズ

 1993年にスタートした、ロックマンから約100年後の世界が描かれたシリーズ(ロックマンが20XX年、ロックマンXが21XX年)で、本編は1〜8まで、派生作品としてRPG(このRPGも名作‼︎)も出ています。
 私は数あるロックマンシリーズの中で、このロックマンXシリーズが一番好きです‼︎
 それは、きっと以下の要素が関係しています。
・初代作品である『ロックマンX』から全てリアルタイムでプレイできた。
・『コミックボンボン』で連載していた岩本佳浩先生の漫画を本誌で全て読み、初めて集めた単行本がこの漫画でもある。
・『(初代)ロックマンシリーズ』との関係性が徐々にわかってくるストーリー(主に『ロックマンX2』〜『ロックマンX4』)に当時驚き、楽しんだ。
 以上のように、世代が合ったことや思い入れ・感情が大好きになった大きな要素ではあります。
 ですが、それ以上にダッシュやダッシュジャンプによる横移動のスピード感三角蹴りや壁伝いでの縦移動にて、『(初代)ロックマンシリーズ』以上にステージ全体を縦横無尽に駆け巡れる体験が、当時の私を夢中にさせてくれました。
 勿論、『(初代)ロックマンシリーズ』にあった8大ボスや特殊武器システムは踏襲されており、それに加え、ヘッド・ボディ・アーム・フットパーツを手に入れることでのパワーアップシステムもあり、このパーツを手に入れることで、よりアクション性も増します。
 大まかなストーリーは以下のとおりです。


 レプリロイド(アンドロイドのようなもの)と人間が共存する世界の中で、異常行動をみせるレプリロイド『イレギュラー』の処理を行う『イレギュラーハンター』として活躍するB級ハンターの『エックス』。
 ある日、『エックス』が所属する『第17精鋭部隊』の隊長でもある特A級ハンター『シグマ』が人間に反旗を翻す。
 先輩で特A級ハンターの『ゼロ』とともに『シグマ』に立ち向かっていく『エックス』(『ロックマンX』)
 『シグマ』の反乱後も色々な敵と戦い続けていく『エックス』(『ロックマンX2』以降)


③ロックマンDASHシリーズ

 1997年にスタートした、これまでの横スクロールアクションとはうって変わって『フリーランニングRPG』と銘打たれた、数あるロックマンシリーズの中でも一風変わった作品で、1,2と派生作品があります。
 今でいう『アクションRPG』といっていいのかなと思われるジャンルのゲームです。
 ロックマン生誕10周年に発売され、当時『ロックマンフェスティバル』(名前はうろ覚えです)というイベントも開催され、他のロックマン、ロックマンXのナンバリング作品と一緒に盛り上がりをみせていたと記憶しています。(あの頃買った10周年記念マグカップ、もっと大切に使えば良かった…。)
 当時3D画面で移動と戦闘をシームレスに行えるゲームをやったことがなかった私は、新世代のロックマンシリーズ、ゲーム感覚に熱中していきました。
 他のロックマンシリーズとの関連性は当時あまり感じられず、たしか説明書か何かでも『ロックマンXシリーズ』から数千年後と書いてあっただけだったと思います。
 この作品は3が作られる予定で、当時公式HP上で開発室というページまでありましたが、立ち消えになってしまい、「こんなことあるんだぁ…。」と少し残念に思った覚えがあります。
 そして、年齢や当時の環境等から、私がリアルタイムで楽しんだ最後のシリーズになります。
 大まかなストーリーは以下のとおりです。 


 遺跡の探索や発掘を行うディグアウターを生業とする『ロック・ヴォルナット』は、仲間の『ロール・キャスケット』、『バレル・キャスケット』や『データ』とともに飛空挺『フラッター号』で探索の旅をしている中で『フラッター号』の故障により、一つの島に不時着する。
 その島の人々と触れ合う中、突然起こる事件に巻き込まれていく。(ロックマンDASH)


④その他のロックマンシリーズ

 上記の3作品と扱い方が違いますが、これはあくまでも私が未プレイの作品が多く、書けることも少ないため、このような扱いになっているだけですので、ご了承ください。
・ロックマンゼロ、ロックマンゼクスシリーズ
 『ロックマンXシリーズ』の更に未来を描き、関連性も強い作品です。
 『ロックマンゼロシリーズ』は4作品、『ロックマンゼクスシリーズ』は2作品出ていますが、私は『ロックマンゼロシリーズ』2作品、『ロックマンゼクスシリーズ』1作品しか、まだプレイできていません。
 『ロックマンXシリーズ』までと同様の横スクロールアクションですが、使える武器が増え、ストーリー性も増し、ロックマンの系譜を感じながらも新時代のロックマンというイメージが強いシリーズです。
 『ロックマンゼロシリーズ』は『ロックマンXシリーズ』の登場人物である『ゼロ』が主人公であるため、かなり胸が熱くなる設定なのですが、発売当時はなかなかプレイ出来ず、近年発売された復刻版で、少しずつプレイしています。
・ロックマンエグゼ、流星のロックマンシリーズ
 ロックマンシリーズの中で一番知名度が高いのではないかと思われる『ロックマンエグゼシリーズ』と、たぶん、その続編だと思われる『流星のロックマンシリーズ』。
 RPG色が強く、戦闘は3×3の9マスの自陣地と敵陣地を動き戦うという、他に類を見ないシステムです。(他にも同様の戦闘システムのゲームがあったら申し訳ありません)
 私は近年発売された復刻版で『ロックマンエグゼ』のみクリアし、『ロックマンエグゼ2』をプレイ途中という状態で、他作品はプレイできていません。
 発売当時にプレイ出来なかった…、いえ、しなかった主な理由は以下のようなものがあります。
・プレイ出来る筐体を持っていなかった。
・他の趣味や交友関係に夢中になっている時期だった。
・本家ロックマン以上に、アニメ化などのメディアミックス展開があり、人気となっていることに嫉妬していた。
 上の2つの理由は仕方ないかなと思っていますが、3つ目の理由は今思うと、恥ずかしいし、勿体無いことをしたと思っています。
 「なんでロックマンやロックマンXがアニメ化してないのにエグゼばっかり…」とか「ガッツマンとかアイスマンとか色々出てくるけど、元々のロックマンがあったから、そういうキャラクターが出て来てるんだからな」などということを本気で思っていました。
 心の狭く、小さい、拗らせ男です…。
 復刻版でやってみたら、めちゃくちゃ面白かったのですから、当時の自分も楽しめたはずです。
 ゲームを楽しんだらアニメや映画も楽しめたはずなんです…。
 「なんて勿体無いことを…」と思いながらも、ロックマン・ロックマンXへの愛情からくる当時の自分の想いは理解できるし、否定するつもりはありません。

【おすすめ】ゲーム、漫画、プラモデル

①復刻版ゲーム

 ここまで紹介した各シリーズの中で『DASH』と『流星のロックマン』以外のナンバリング作品は、現在、最近のゲーム機で遊べる復刻版が発売されていて、時折公式のセールに並ぶこともあります。
 今現在アクションゲームといえば、3Dが主流だと思いますが、横スクロールだからこそのスピード感やギミックが、きっと未プレイの方には新鮮なのではないかと思います。
 機会がありましたら是非。

②漫画

 ロックマンを題材にした漫画は池原しげと先生、出月こーじ先生等、色々な方が描いてらっしゃいますが、私が一番好きなのは、ありがひとし先生の『ロックマンメガミックス・ギガミックス』です。
 ロックマン側のキャラはさることながら、各作品の8大ボス(6大ボス)が個性豊かに描かれていて、ロボットとしてこの世に生を受けたことについて考えさせられるようなテーマの話もあったりと何度読んでもワクワクさせられ、感動します。
 しかも、大好きなフィフスの8人のチームワークの良さが、もうっ、嬉しくて嬉しくて‼︎
 ロックマンXを題材にした漫画としては、やはり、岩本佳浩先生の『ロックマンX』シリーズです。
 XからX4までが漫画化されており、当時本誌では未完だったX4も復刻版にて完結しています。
 どのキャラクターも個性に溢れ、オリジナルキャラも出てきたりと、魅力的な要素はいくつもあります。
 特に最序盤の『シグマ』が人間達に反旗を翻すシーンで、仲間だったはずのレプリロイドを指から打った砲撃で殺し、その熱が残ったままの指で、両目に自分で傷をつけるシーンが、敵ながらかっこ良すぎて、ドキドキしたのを覚えています。
 気になりましたら、是非。

③プラモデル

 現在、コトブキヤ様から、ロックマンXシリーズのキャラをメインに、ロックマンやロックマンエグゼのキャラのプラモデルが発売されています。
 基本的に塗ったりすることなく、色分けがされていて、可動も素晴らしく、更に『エックス』はノーマルverもナンバリング作品それぞれのフルアーマーverも出ており、パーツの付け替えが出来るようになっているので、パーツを集めている途中の状態の再現も出来るし、ヘッドパーツはこのナンバリングのもので、ボディパーツはこのナンバリングのものとミックスすることも出来ます。
 自分が思う最強のフルアーマーが再現できるのです‼︎
 私はこのプラモデルの発売を知り、本格的にプラモデルを作るようになりました。
 気になられたらお手元に、是非。
 


 今回は好きなものとして、一番最初に頭に思い浮かんだ、ロックマンシリーズについて文章を書かせていただきました。
 やはり、好きなものについて書くのは楽しいですね。
 『ユニオンアリーナ』にロックマンシリーズこないかなぁ…。

 今後、また私の文章を読んでいただける機会があれば、その時にまた。

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