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『信じる』フィールドから『信頼』フィールドへ。


何がいったい、正しいのか、

私の選択は間違っているんじゃないだろうか?

これでいいの?

先が見えない

予想できない

分からない

でも、やるしかない

信じよう

信じるしかない!

僕がガンで「代替治療」を選択した時もそうでした。

はじめ、大学病院のドクターから「治りません。延命しか出来ません」と(いうようなこと)を言われ、

治らないんじゃ、やる意味ないでしょ

と言うことで、標準治療(手術・放射線・抗がん剤)を断りました。

で、やることというと、残っているのは「代替治療、代替医療」です。

もう、これに賭けるしかない!

これに命を賭けよう!

信じました

これで治るんだ!

ガンが消えるんだ!

いや、消すんだ!

消すしかないんだ!

でもでも…

信じるっていうのは、まだ裏側に「疑い」が残っている状態なのです。

いわゆる「ポジティブ」と「ネガティブ」の両端を行ったり来たりしているのと同じで、

「信じたり」、「疑ったり」の天秤の右と左を行ったり来たり…

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疲れます

くたびれます

エネルギーをたくさん消費します

でも、それも今から振り返ると、これも大事なプロセスだったんだと思います。

そして、「信じる」という二元性のフィールドから「信頼」という一元性のフィールドへ。

「信じる」は裏側に「疑い」がありますが、

「信頼」はそのままひとつだけ。

裏には何もありません。

安心して、信じて、任せている。

疑いなんて、これっぽっちもありません。

「信じる」フィールドの中で、「信じたり」「疑ったり」しながらも、

最終的に

ああ、これでよかったんだ!

これが進むべき道だったんだ

その道を、自然に歩んできたんだ

いまの自分にとって、必要なプロセスだったんだ。

そう、感じるときがやってきます。

それはおそらく、間違いありません。

「信頼」フィールドへの到達です。

もし、そうではなく、

やっぱり違っていた

間違ってしまった

もっといい道があったのに

自分はダメだ

自分はバカだ

あいつのせいだ

運が悪かった

など、ネガティブな言葉に頭を埋め尽くされてしまったのなら、

それをしゃべっているのは「誰」なのかをちょっと上から眺めてみてください。

「あなたは、誰?」

それをしゃべっているのは、「ほんとうのわたし」では、ありません。

何かネガティブな事柄が起こるたびに、自動的にスイッチが入る「自動思考」のプログラムにすぎません。

そんな「自動的なプログラム」に頭を支配されないように注意しましょう。

「信じる」を経て、「信頼」へ。

「信じる」を通りぬけて、「信頼」へ。

そこは心地の良いフィールドです(笑)。

「さとりをひらいた犬/第10話」では、主人公ジョンは『信じる」→「疑う」、

彼は迷った結果、どちらを選択し、

そしてどのような行動をとったのでしょう。

そのお話です。
(note公開サイト)



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