運命の出会い(さといぬ無料公開にあたって思うこと)
今日から「さとりをひらいた犬/ほんとうに自分に出会う物語」の無料公開がはじまります。
今日から19日まで、内容的には第3章まで(全体の約三分の一くらい)を
ここ、noteで無料公開していきます。
今日の第1話、
主人公のワンコ」「ジョン」が運命的な出会いをするところから始まります。
誰でも、「運命的な出会い」ってあるものです。
それは「人」だったり「仕事」だったり「場所」だったり、「音楽」だったり様々です。
僕がソース・リトリートでよく行っている「時空の杜(そらのもり)」のオーナー中澤王久東(オクト)さんは、本業は「建築家」です。
それが、あの場所「時空の杜」の場所を見た瞬間、
「ああ、ここだ! ここに呼ばれている!」
と、衝動買いをしてしまったそうです。
衝動買いって言ったって、アイス買うのと訳が違いますからね。
金額と覚悟が違います。
そしていまは、建築家よりも「時空の杜」のオーナーとして人生を満喫され、そこで「本当の自分と出会う・本当の自分に帰る」をテーマにソース・リトリートを主催していらっしゃいます。
僕がそこで出会ったサントゥール(インドの伝統楽器)の日本第一人者、宮下節雄さん、
宮下さんは事業で成功し、海外の別荘暮らしをしていたのですが、
急転直下、財産、仕事、仲間を全て失い、ほぼ一文無しになってしまいました。
そして完全なる」サレンダー状態」を迎えたとき、
そうか、僕はサントゥールをやりたかったんだ!
と魂の声を聞き、
サントゥールの全くの素人で、なんの縁もゆかりもコネクションもないのに、インドのサントゥールの人間国宝と言われる方に連絡を入れました。
インドの人間国宝ですから、日本で言うところの歌舞伎などの伝統芸能の世界です。
外部、外国人には敷居が高く、固く閉ざされた世界だそう。
いきなりそこに手紙を書いて
「弟子にして下さい!」
凄いですね~
そして紆余曲折、見事弟子入りし、サントゥールを学び、今では日本での第1人者に。
先日、僕が講演させていただいた「然々(ぜんぜん)」のオーナー、阿部さん。
彼は保険のセールスマンでした。
しかも相当な腕前、トップクラスの営業マンで、地域統括責任者。
もちろん、多くの収入を得て、生活は安定、なんの不満も不自由もない生活。
しかしある日、阿部さん、「ガンの宣告」を受けます。
いままで、自分の人生はこのまま続くと勝手に想像していた。
自分は死なないような気がしていた。
ところが、いきなり「死」が目の前にやって来た。
僕は
僕の人生は
ほんとうにこれでいいのだろうか?
ほんとうに、やりたいこと、自分らしい、そういう人生を歩んでいるのだろうか?
いや、違う
これじゃない
ほんとうにやりたかったのは、これじゃない。
ということで、全くの素人でありながら、ライブラリーカフェ「然々(ぜんぜん)」を創ったのです。
魂の声を声を、聴く。
いや、聴き逃さない。
ある意味、
宮下さんのように「経済的」に全てを失ったり、阿部さんのように「死」が目前に立ちはだかったりすると、
ほんとうの自分の声が聴こえたりするのではないでしょうか。
それはきっと、
いままで頭の中を支配していた「思考」あるいは「自我(エゴ)」の声が
目の前の出来事で停止して、静かになる。
すると…
「自分のほんとう」にアクセスしやすくなる。
そういうことなんではないか、と僕は思います。
僕も「来週にでも呼吸が止まるかもしれません」とドクターに言われて
エゴがぶっとんで、
思考停止になって
そのあと、とても解放されてから、ほんとうの自分にアクセス出来たと感じています。
ほんとうの自分ってなんなのか?
ほんとうの自由ってなんなのか?
僕は、僕が体験し、そして感じていることをこの「物語」にしました。
何度も書くようですが(しつこくてすみません)、僕はこの物語は「書かされた」と感じています。
僕を通じて、違う次元、創造のフィールドからやってきた「物語」。
そんなふうに思っています。
今日からNote無料公開が始まります。
まだ第1話なので、、これからのところです。
これから主人公「ジョン」がどんな出来事に出会い、どんな人たちと出会い、なにを「体験」し、「気づき」、「成長」していくのか、
ジョンと一緒に伴走して、一緒に体験していただけると嬉しいです。
そして、
もしよろしければ、SNSなどにご感想などとともに、シェアしていただくと嬉しいです。
もちろん、お好きなように書いていただいて構いません。
それでは、よろしくお願いいたします。
(note公開サイト)
(Amazonサイト)
然々の阿部さんが紹介動画を作ってくれました(約5分)。
感謝です!
よろしければご覧下さい。