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なんとかもぎ取った勝利。日本のカウンターがハマらない理由「日本×サウジアラビア」

こんにちは!たけぽんたん(@takepontan)です!

アジア杯決勝ラウンド1回戦が行われ、日本代表は押し込まれる展開の中で、冨安選手の1点を守り切り、ベスト8に進出しました

①日本代表のプラン
②カウンターを成立させるには
③ベトナム戦での期待

①日本代表のプラン

この試合森保監督はサウジにボールをもたれることを予想し、
とにかくゴール前を割らせないように、絞ってコンパクトな陣形で守備に臨みました
ゾーン1では4-4-1-1気味にして相手アンカーの14番に南野選手がつくとともに、カウンター時の中継役として働く狙いがあったと思います
しかし、実際はボールを奪うところまではよかったですが、カウンターは機能したとはいえませんでした

②カウンターを成立させるには

このような試合でカウンターを成立させ、相手に脅威を与えるためには
1、キープ力のあるFW
2、スピードがある上に、攻撃にも行けるポジショニングをとりながら
  守備をするSH
3、ボールをドリブルで運べる中盤
このうちの1人でもいれば相手に脅威を与えられると思います
日本代表でいえば、1のFWが大迫選手です
日本代表がカウンターを成立させるためには大迫選手が必要です
なぜなら味方が上がる時間を作ることができ、相手を彼に引き寄せることで、他のスペースがあくからです
武藤選手もいい選手ですが、この試合はサイドの裏に抜けるプレーが多く、前で起点にはなれませんでした
2に関してですが、原口選手はDFラインに入り込んでしまい、カウンターに参加することができませんでした
なので左サイドに南野選手が流れていましたが、日本代表のボランチの2人は真ん中のスペースに駆け込む時間も体力もありませんでした

原口選手が相手と駆け引きしてもう一列前のポジションを取れれば違った展開になったかもしれません
3はトップスピードでドリブルをできる選手が中盤にいると、FWが裏を狙って空いたバイタルのスペースに侵入しながら、サイドや裏にはたいてカウンターを成立させることができます
W杯で日本がベルギー相手に失点をしたシーンを思い出してください
デブライネのドリブルはトップスピードでルカクが裏に抜けてDFラインが下がったところを上がっていきました
あのような中盤がいるとカウンターは成立します

③ベトナム戦での期待

ベトナム戦ではまず勝利
ノックアウト方式なので内容よりも勝利です
森保監督もそれをわかってサウジ戦みたいな戦略を立てています
そのうえでボールを保持した時のビルドアップの整備と、
リスク管理を徹底してほしいです
勉強になるので、是非試合で見てみたいところです

今日はここまで!頑張れ日本!!!

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