![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146359561/rectangle_large_type_2_17ba66fcecfcac7b0fad0751b9db6e65.jpeg?width=1200)
NLPを学んで起きたこと(3)
近畿地方は梅雨入りしましたが…
暑いです。
今年の夏も暑いそうですね。
歳を重ねる毎に、暑いということが
辛くなってきました。
私が子供の頃、今から50-60年前は、
自宅にエアコンなどなく、
とにかく扇風機かうちわで
ひたすら風に当たるか、
1回50円くらいの市民プールで
水に浸かるくらいしか
涼しくなる方法はありませんでした。
近くの川は汚すぎて
到底泳ぐ気になれませんでしたし。
NLPを学び始めていろいろな変化を
体験しましたが、その中の1つは
「過去を振り返ることへの抵抗が減った」
ということです。
NLPプラクティショナーコースで
取り扱う「ビジョン・タイムライン」
というプロセスがありまして、
このプロセスでは達成したいアウトカムと
それに必要な過去のリソースフルな体験を
探しに行く(思い出す)というような
ことを行います。
過去の経験は、noteでの最初の記事
「なぜNLPを学ぶことになったのか(1)」
の通りあまり振り返りたくないことが多く、
過去に蓋をして生きてきました。
なぜNLPを学ぶことになったのか(1)
ビジョン・タイムラインのプロセスの
説明を聞いたときは
「ちょっと嫌だな」
と思いましたが、
このプロセスを学んだのは
NLPプラクティショナーコースの
最終日ということで、
少しNLPへの理解が進んでいたこともあり、
大きな抵抗もなくこのプロセスに
取り組めました。
同時に、NLPの前提の
「必須多様性の法則」
がじわじわと自分の中に
浸透してきたことも感じました。
必須多様性の法則とは
最も柔軟(フレキシブル)な行動を
とることができる人/システムが、
システムをコントロールすることができる。
うまくいかなかったら、別のことを試してみる。
柔軟性があれば、可能性は無限に広がる。
ということです。
もちろん、NLPを学ぶ以前も
柔軟性という言葉は知っていましたし、
その言葉の意味は
「物事を多角的に捉え、新しい考えを
受け入れる能力」
くらいには理解していましたが、
私には
「うまくいかなかったら、
別のことを試してみる。」
というフレーズが心に刺さりました。
それまでは
「うまくいかなかったら、
猛烈に反省するか後悔するか、
なかったことにする。」
くらいの心境でした。
うまくいかないと
だいたい人(特に親)から責められるか、
親戚の叔父と比較されて
みじめな気持ちになるだけでした。
見た目はどうにか平静を
装うことができても、
心の中は台風とハリケーンが
一気にやってきたくらい動揺することが多く、
また動揺している自分自身に
さらにがっかりして、
穴があったら入りたい、
なんなら存在ごと消してほしいと
思うようなことも。。。
ということで、前置きが長くなりましたが
今日のお題は
3)柔軟性
です。
柔軟性を高るために私が必要だと
思うことは
「自己重要感を高める」
ということです。
自己重要感についてはこちらで
詳しく解説されています。
『自己重要感』がわかれば、自分も他人も幸せにできる
自己重要感を高めるためには
「自己肯定感」と「他者からの承認」の
両方が必要です。
①自己肯定感
自己肯定感が高いと
「ありのままの自分で大丈夫」
と思える。
少なくとも私が子供の頃、
こんなこと言ってくれる大人は
周りにいませんでした。
私は、ありのままじゃ
だめに見えていたんでしょうね。
意義や目的を考えることすらなく、
ひたすら何かに向かって
頑張り続けることが
求められていたように思います。
はじめて自己肯定感という言葉に
出会ったときに、
ある思いが一気に湧いてきました。
「誰がありのままの自分を
許してくれるんだろう?」
…あ、そうか。
自分で自分を許せばいいんだ…
ということに気づけたのは、
自己肯定感という言葉に出会ってから
何年も後だったと思います。
②他者からの承認
後から気づいたのですが、
自己肯定感が低いと他者から承認されても
それをその字面の通り受け入れることが
できないですね。
承認されても
・この人は、こんなことを言うことで
後で私に何を要求してくるんだろう?
・この人の本心は承認された内容とは
真逆じゃないのか?
こんなことを無意識で考えていたと思います。
そのまま承認を受け入れることができない。
どんだけ卑屈だったんだろうと思いますね。
ただ、自分で自分を許せるように
なったあたりから、
承認されていることを受け入れることが
できるようになってきたと思います。
このような背景があって、
ようやく柔軟性という言葉が
私に気づきや選択肢、
場合によっては前に進む力を与える
金言になりました。
と言っても、これもNLPを
学び始めてからの変化です。
ずいぶん回り道をしました…が、
この回り道にも
「時間をかけて理解することで、
学びが私の奥にまで沁みこむことが
できる」
という肯定的意図があることに
気づけるようになり、
また回り道とは
「多くの経験を得るための道でもあった」
という意味のリフレーミングが
できるようになったのもNLPのお陰ですね。
生きるのが楽になる。
まるっとまとめるとこういう感じです。
もしそうだとしたら、
皆さんもNLPを学んでみたいと
思いませんか?
ということで、今日はここまで。