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Mazda CX-5 根はクロカン?

美しいクルマというだけで、これに乗りたいと思った。
理由なんてそれだけで十分だと思う。

「マツダのクルマいいね」と20~30代の方に言われることが増えた。
一方で40~50代の人は「マツダか…」という人が多い。これはそのブランド改革がまだ途上にあるのだろう。

それでも若い人に好印象なブランドは未来が感じられる。というわけで、1回乗ってみたかったのでカレコカーシェアで借りてみた。(dカーシェアというサービスに登録すると、カレコ・オリックスなど4社を1アプリで一元利用できるのでおススメ)

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線の細いシャープなデザインは、日本や欧州に合うデザイン。そしてディープクリスタルブルーの色合いが、とてもよく似合う。

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内装に目を向けよう。シックなデザイン。そしてなによりステアリングの革の質感が素晴らしい。このハンドルをずっと握っていたくなる、そんな革。

一方でシートが柔らかすぎたり、ドア周りの肘が当たる部分が硬質プラスチックなのが気になってしまう。この辺りはトヨタ・ハリアーが一歩勝る。

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スピードメーターのプレーンな雰囲気が上品でいい。右の情報表示だけが液晶で、他は針のメーター。ただ、日産のように100km/hを天頂にすることで自然とスピード違反を防ぐようなエルゴノミクス的な拘りはない。

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ドアウィンドウ、4枚すべて自動開閉が付いている。贅沢。

シート調整も電動で3パターンまで記憶でき、オーディオもしっかりとした奥行きのある音がする。高級車らしい機能は抑えられているように感じた。

さて運転してみたら…ナニコレ、クロカンSUVか!?
動作に揺れがあり、低速から湧き上がるトルク、感覚の緩さ。
アーバンSUVかと思いきや、全く違う!

実は、CX-5は地上高が210mmあり重心が高い。これはジムニーとかと同程度の値である。対するハリアーが190mm。たった20mmというなかれ、スポーツカーオーナーがローダウンする値だ。マツダはその昔中型トラックを作っていたので、そのときのテイストがあるのかもしれない。。。

少なくとも、乗用車テイストの強いトヨタ・ハリアーや日産・エクストレイルから乗り換えると面食らう気がします。…とはいえ、まずいことはなく。そこはアーバンSUVなので高速道路でも快適に走れます。うーん、この二面性はちょっと驚いた。

うーーん、独特なSUV!
でも見た目カッコいいからすべて許せそう笑。

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