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在宅勤務が当たり前になり、部屋で過ごす時間が格段に増えました。自室で過ごす時間が少しでも快適になるように、愛用している製品やサービスを紹介していきます。
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#買ってよかったもの

1年間ありがとう、さようなら MacBookAir M1

一年間使ったMacBookAir M1を売却した。さきほど梱包を済ませて、次のユーザーに向けて発送してきたところだ。思えばちょうど1年前、衝動的に買い、記事に書くほどに気に入った端末だった。 気に入らなかったのか?とんでもない。おそらく20年以上パソコンを買い替えてきた中で、最も気に入ったモデルであることは間違いがない。それくらい素晴らしい端末だった。 中学校の頃からCompaq, IBM, HP, Sony、、何台もPCを使ってきた。親のお下がりやジャンク品の修理品もあ

プライベートのパソコンが贅沢品と呼ばれる時代に、MacBookAirを買った

指先で「購入」を押したのは金曜の夜も遅くだった。 プライベートなパソコンを買うのは何年振りだろう。端末の目星をつけ、お店で実物を見て、買い方を考えて…。マーケティング&セールスに携わる仕事をしているが、顧客として何かを真剣に買うのは随分久しぶりの経験だった。今回は少しばかり買ったパソコンの話をしたい。 プライベートパソコンは贅沢品と言われる時代「え、パソコン買うんですか?」と後輩の女の子から不思議そうに言われた。 今勤めている会社からノートパソコンは当然支給されているし

文章のプロに愛されたThinkPad、そのUSBキーボードを買ってみた

そもそもThinkPadって何?ThinkPadは元々IBM社のノートパソコンだ。アメリカ企業だが、設計は日本の神奈川県の大和研究所。弁当箱をモチーフにした黒の筐体に、赤いトラックポイントをアクセントとした一目でThinkPadとわかるデザイン。90年代、現代で言うアップルに並ぶオシャレパソコンの代表格だった。 しかし同時にタイプライターのメーカーでもあったIBMは、小柄なノートPCと言えど本格的なキーボードにこだわりを持つ。アメリカ人の大きい手でもストレスなく使えるように

Nissan eシェアモビ ガソリン代完全無料のカーシェア

愛車を手放してからカーシェアばかりの日々。いろんなものを使ってるので少しずつ紹介しますね。 まずカーシェアは6時間以上走ると、距離料金上乗せされるからツーリングに向かない…という方へ。実は何時間借りても距離料金ゼロ円のコスパ最強カーシェアがあるのです。今回紹介するのはそのサービス。 その名も「NISSAN eシェアモビ」 日産自動車が直営しているカーシェアサービスで、電気自動車のリーフ、ノート/セレナePOWERなどの電動車をメインとしたラインナップがされています。

無印良品の夜でも気兼ねなく飲める、カフェインレスコーヒー

晩酌を控える代わりに、夜コーヒーを飲むことが増えた。そうすると寝付きが悪くなる。カフェインレスコーヒーはそういう時に良い。 そのなかでもおすすめは無印良品の豆。 まずお値段が650円/200gとお手頃。粉タイプやパックもあるので、お好みで選べるのがまた良い。 味はスッキリしていて、お茶代わりにゴクゴク飲める。(苦味がパキッとしたのが好きな方には物足りないかも?)。 カフェインレスの豆は買える場所が限られているので、お店の多い無印良品はありがたい。公式Webから店頭在庫

東芝TW-127X9 ドラム式洗濯乾燥機、まさに発明だね

一人の男がドラム式を買うに至った理由は様々だが、結果はだいたい同じだ。満足を約束する。よってこれから話すことは、いかにこれが良いかの一点に尽きる。(筆者) 洗濯機から取り出した洗濯物を、室内干しする日々に疲れていた。面倒だし、硬くなるし、生乾きの匂いがする…。でも乾燥だけコインランドリーに持ち込むのも、これからの梅雨時期を思うと憂鬱。 ただ放り込んで待てばフカフカのタオルや衣類が出てくる、素晴らしい道具…それこそがこのドラム式洗濯乾燥機。 毎日フカフカのタオルを気兼ねな

コーヒー豆、焙煎の飲み比べセットを頼んでみた

見たことのない色は、説明できても理解できない。 同じように、浅炒りの酸味や苦味と言われても理解できなかった。 そういうときは自分で実際に試してみるほうが良い。かと言って、毎回豆を買っていたら時間も空いてしまう。さてどうしたものか?と思っていたら、珈琲問屋さんが飲み比べセットを販売されていた。(1,000円で、会員登録クーポン使うと700円) 同じ豆で、ミディアム、ハイ、シティ、フルシティの4種類に炒り分けたものを少量ずつ小分けにしたセット。そうそう、こういうので試すとわか

愛用品の手入れ Sony MDR-CD900ST

若い頃、好きなアーティストの真似して買ったSony MDR-CD900ST。もう10年弱使っているだろうか。ソニーミュージックが業務用に販売しており、日本のほぼすべての録音スタジオで使われている一品。(最近だと、YOASOBIのikuraこと幾田りらさんも使ってますね) 「アーティストと同じ音が聴ける」というのが最大の魅力だろう。当然アンプとか機材の差で100%じゃないだろうけど、当時の私にとっては抗いがたい魅力があった。耳が痛くなるほど鋭い音だけど、ちょっとしたノイズすら

目を休ませるために、音で聴く ワイヤレスイヤホンSony WF-1000XM3

▼新型WF-1000XM4の記事はこちら 目が限界だった。仕事はオンライン会議ばかりになり、娯楽はYouTubeや Netflixに読書。Toeicの勉強だってある。自ずと目を使い、椅子に座る時間は増えるばかり。とどめは日本のスギ花粉である。 「歩きながら、聴いてみたら?耳で学べるよ」 「ワイヤレスイヤホンが楽だよ。ずっと聴いていられるよ」 半信半疑だった。だってワイヤレスって音飛びや充電とか面倒じゃない? それでも周囲のアナログ派が次々と買い替えていくのを見て、ふと

珈琲のための電気ケトル 山善 NEKM-C1280

アラサー男の台所道具とは悲劇的なもので、ぼくは悲劇的なとらえ方を拒絶する。そう、古いT-Falの電気ケトルで、お湯を溢れさせぬよう慎重にドリップする日々に疲れていたのだ。T-Falの注ぎ口から垂れるお湯、湯量オーバーで洪水するドリッパー、かなり困難な営みだ。何度お湯が落ちてきても、ぼくは我慢を続けられるほど、気が長くなかった。 (D.H.ロレンス「チャタレー夫人の恋人」冒頭をインスパイア) ドリップに使える電気ケトルが欲しい我慢できなくなった僕が購入したのが、山善のこの電気

上海の赤いコーヒーミル Timemore C2

「さあコーヒーを飲もう今すぐに!」 豊田哲也著 「珈琲時間」より 久しぶりに古い漫画を読み返していたら、手挽きのコーヒーミルが欲しくなった。在宅で変化の少ない日々だから嗜好品が欲しい。朝起きて香りたつ豆を入れて、コリコリと挽くあの手間と時間を楽しみたい。 長く使えて、手ごろな値段で、見た目も満足できるものを探していた。そうして見つけたのがTimemore社のコーヒーミルC2だった。彼の地では上海スターバックスの旗艦店リザーブ・ロースタリーとコラボレーションする実力派だ。

おうちコーヒーのすすめ

"コーヒーに不純物を混ぜることは、コーヒーを冒涜する行為である" 『冷たい密室と博士たち』本分より そんな高尚な理由ではなく、少し薄めのブラックコーヒーが好きな私。ドトールやベローチェで勉強や読書をする習慣から、気が付けばコーヒーは身近な存在になっていた。 とは言えご時世的にも喫茶店へ行き辛くなり、在宅リモート暮らしで日々ドリップする日々。それでも毎回マグカップにドリップするのは大変でもあり、コーヒーサーバーを買うことにした。 まず、ころんと小さくてかわいい。小さなだる