珈琲のための電気ケトル 山善 NEKM-C1280
アラサー男の台所道具とは悲劇的なもので、ぼくは悲劇的なとらえ方を拒絶する。そう、古いT-Falの電気ケトルで、お湯を溢れさせぬよう慎重にドリップする日々に疲れていたのだ。T-Falの注ぎ口から垂れるお湯、湯量オーバーで洪水するドリッパー、かなり困難な営みだ。何度お湯が落ちてきても、ぼくは我慢を続けられるほど、気が長くなかった。
(D.H.ロレンス「チャタレー夫人の恋人」冒頭をインスパイア)
ドリップに使える電気ケトルが欲しい我慢できなくなった僕が購入したのが、山善のこの電気