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ガジェット

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在宅勤務が当たり前になり、部屋で過ごす時間が格段に増えました。自室で過ごす時間が少しでも快適になるように、愛用している製品やサービスを紹介していきます。
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#ドリップコーヒー

珈琲のための電気ケトル 山善 NEKM-C1280

アラサー男の台所道具とは悲劇的なもので、ぼくは悲劇的なとらえ方を拒絶する。そう、古いT-Falの電気ケトルで、お湯を溢れさせぬよう慎重にドリップする日々に疲れていたのだ。T-Falの注ぎ口から垂れるお湯、湯量オーバーで洪水するドリッパー、かなり困難な営みだ。何度お湯が落ちてきても、ぼくは我慢を続けられるほど、気が長くなかった。 (D.H.ロレンス「チャタレー夫人の恋人」冒頭をインスパイア) ドリップに使える電気ケトルが欲しい我慢できなくなった僕が購入したのが、山善のこの電気

上海の赤いコーヒーミル Timemore C2

「さあコーヒーを飲もう今すぐに!」 豊田哲也著 「珈琲時間」より 久しぶりに古い漫画を読み返していたら、手挽きのコーヒーミルが欲しくなった。在宅で変化の少ない日々だから嗜好品が欲しい。朝起きて香りたつ豆を入れて、コリコリと挽くあの手間と時間を楽しみたい。 長く使えて、手ごろな値段で、見た目も満足できるものを探していた。そうして見つけたのがTimemore社のコーヒーミルC2だった。彼の地では上海スターバックスの旗艦店リザーブ・ロースタリーとコラボレーションする実力派だ。

おうちコーヒーのすすめ

"コーヒーに不純物を混ぜることは、コーヒーを冒涜する行為である" 『冷たい密室と博士たち』本分より そんな高尚な理由ではなく、少し薄めのブラックコーヒーが好きな私。ドトールやベローチェで勉強や読書をする習慣から、気が付けばコーヒーは身近な存在になっていた。 とは言えご時世的にも喫茶店へ行き辛くなり、在宅リモート暮らしで日々ドリップする日々。それでも毎回マグカップにドリップするのは大変でもあり、コーヒーサーバーを買うことにした。 まず、ころんと小さくてかわいい。小さなだる