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過去って、どこまで許せます?

あなたは、服を、いつまでとっておきますか?
あなたは、過去を、どこまで許せますか?

「過去の過ちを許さない社会」
お好きですか?



いわゆる不祥事、
オリンピック関連の辞任などが続いたけれど、
原因が「過去の過ち系」

では、過去の過ちって、
どこまでなら、許されるのでしょう?

成人まで? それとも小学生まで?
まあ、これは不毛な議論、
年齢の問題じゃないのでしょう。


では、ここで視点を変えて

「恩赦」

元号や大統領が変わる時みたいに、
「それはあったけれど、まあ無かったことにする」
的な落とし所も、
人類の知恵のひとつですよね。

「まぁ、あれは昔のことで、
今となっては笑い話、
当時はみんなそうだったんだよ〜」と、

ザックリと
「時代」を出刃包丁でブツ切りにして、
パックに詰めて、
「想い出」と言うラベルを貼ると、

ある程度、収まるのも事実。



記憶

例えば記憶には、
短期記憶と長期記憶がありますよね。

それぞれ活用する場面や、
担う役割も違います。


・その日を細々と綴る日記と、
・人生全般を俯瞰する年表の違い。

役割が違いますよね。

さらに、時がどんどん経つほどに、
感情は薄れ、見出しだけになり、

弱い見出しは、
些細な項目として、
歴史から消えてゆき、
本人も思い出せない、記憶の彼方へ・・・。



神話

むかし、むかし、そのむかし、
あるところに・・・

で物語が始まれば、


それはもう神話の世界ですから、

「具体的にいつ?」とか
「具体的にどこ?」的な、

細かいツッコミは禁止、
根拠の提示など、そもそも野暮。


時効も恩赦も、
とうに成立している前提、
という暗黙の掟、
(大人のお約束)がありますよね。

その暗黙の掟(大人のお約束)を、
無視、あるいは、気づかない場合、
仲間として認めてもらえない。
お話を聞かせてもらえない。


AI 思春期

2020年代のAIは、
記憶や計算は正確になって、世界をとらえ始めた幼年期を過ぎ、

まだ「忘れる能力」が弱い、
過敏な思春期かも知れませんね。


空気を読まないのは、
思春期の特権かも知れませんが、

青いリンゴは硬いので、
なかなか許せないのかも知れません。



データをいつまでも残すのもどうかなぁ・・・。
過ぎ去った記憶も今は、甘いメロディー♪
と言う、松本隆の詩もいいけどなぁ。 



あなたは、服をいつまで、とっておきますか?
あなたは、過去を、どこまで許せますか?


「過去の過ちを許ない社会」お好きですか?

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