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義妹の靴

義妹が誕生日か何かのタイミングで買ってくれた靴がもうそろそろ履けなくなってきた。子供の成長は著しいもので、気がつけばつま先が当たるサイズになっている。園の外遊び用の靴もいつの間にか小さくて、息子の成長を目の当たりにしている。

外出する時は、少し前から使い出した彼には多少大きめの靴を履くのだけど、おもしろいもので、この白い靴を履きたいと息子が自分で下駄箱から持ってくる。普段の靴を履かせても、これがいいと義妹が買ってくれた靴を指定する。「こっちがいいの?」と聞くと「かっ!」と肯定を示す返事をする。

一歳五ヶ月でデザインに好みがあることがおもしろい。

まだなんとかギリギリ履けるため、保育園にも履いて行くけど、あと一ヶ月はもたないんじゃないだろうか。

こうして靴も服もどんどんサイズが合わなくなっていくのだろう。子供が親と遊んでくれるのは10歳までとよく聞く。息子の成長を見逃さないよう付かず離れずで成長を見守りたい。

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秋月武 | 写真家
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