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ホット・チューン/柳ジョージ&レイニーウッド (‘81)
このアルバムがリリースされた時、私は18才で社会人になってすぐだった。友人の兄が聴いていたのがきっかけで柳ジョージを知ったのだが、なんかちょっと大人っぽいな〜というのが正直な感想だった。それでも歌詞に出てくる「横浜」や「本牧」といった言葉が妙に新鮮だった。
彼らのアルバムは「YOKOHAMA」「レイニー・ウッド・アヴェニュー」あたりから聞き始めた。本作は当時のバイト先でよくかかっており、過去のアルバムよりも、さらに大人っぽい印象だった。サム・クックの「ツイストで踊り明かそう」が収録されており、私がそれまで知っていたサム・クックのイメージではなく、ファンキーなノリが妙に気に入り、この曲をきっかけにソウルやR&Bを聴くようになった。
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今でも聴きたくなるアーティストの一人である。個人的には「レイニーウッド」時代がお気に入りである。柳ジョージも渋いのだが、ベースのミッキー・ヤマモトがカッコいい。大柄な体格から繰り出すベースとハマってるコーラスには魅了された。
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柳ジョージのブルースカバーのアルバムで、あまりのカッコよさに、私たちのバンドでもカバーした曲がある。オールマンズでもお馴染み、スペンサー・デイヴィス・グループの「ドント・ウォント・ユー・ノー・モア〜もう欲しくない」である。
柳ジョージの訃報を聞いた日は、夜中まで寝付けずに、ずっとレイニーウッドのレコードを聴いていた。彼らのレコードを聴けば、10代の頃にフラッシュバックする。そんな一枚である。