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デリシャス・ポイズン/マンデイ 満ちる (‘96)
Delicious Poison / Monday Michiru (‘96)
父親はアメリカ人のサックス奏者、チャーリー・マリアーノ、母親は日本人ジャズピアニストの穐吉敏子という音楽の家系に生まれ、女優としてキャリアをスタートさせるが、’91年にシンガーソングライターへ転向し、現在も母、穐吉敏子とともに活動をしている。
本作がリリースされた’90年代中期は、フリー・ソウルのコンピレーションなどをきっかけに’70年代ソウルの再評価や雰囲気の良いアシッド・ジャズが注目されていた時期でもあった。ちょうどブランニュー・ヘヴィーズやインコグニートらの活躍と同期する部分もある。また彼らのサウンドのルーツをさらに深掘りしたレア・グルーヴが注目されていった。
本作はバックを大沢伸一、吉澤はじめ、佐野康夫ら、ザ・パラドックス・バンドが務めた。アルバムのレビューはほとんどが海外からのもので、視点がすでに海外に向けられていた。
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オープニングの「ブラック・ローズ」で、すでに黒さ満開である。歌もソウルフルだが、演奏のグルーヴ感も最高である。
Spotifyには該当なし。YouTubeのプレイリストでどうぞ。
リリース数が少ないからなのか、中古店でも見かけないアーティストである。まだまだ掘っていけば、素晴らしいアーティストは発見できる。