見出し画像

プラシーボ効果

クルマのヒューズ交換をする時期はいつ?と聞かれれば、「ヒューズが切れた時」と答えるのが一般的だろう。では、日常使用だけで、クルマのヒューズが切れることがあるのだろうか?基本的にヒューズが切れることは、ほぼないと言っても過言ではないだろう。
しかし、ヒューズの寿命は約10年という説もあり、切れることはなくても、劣化するらしい。さらに、ヒューズを交換したら、調子が良くなったという意見もあり、モノは試しと、ラパンのヒューズをすべて交換してみた。

一般的なミニ平型ヒューズと大電流用のスローブローヒューズを合計30個、スズキ純正と汎用品を使って交換した。
ヒューズボックスは運転席下部とエンジンルームにあり、アンペア数を間違わないように、一つづつ交換していく。

純正(袋入り)と汎用(ケース)
運転席下部のヒューズボックス
エンジンルームのヒューズボックス

時間にして約20分、結果はレスポンスが良くなったような気がする。これがまさに「プラシーボ効果」なのだが、実際、旧車の部類に入るクルマは、電装系の配線をリフレッシュしただけでも、わずかながら効果があるもの事実である。

汎用ヒューズはガレージのストックを使ったが、スローブローヒューズは純正品を購入したので、5個で2,500円ほどかかった。

端子に焼けが見られた
使用済(上)と新品(下)

新しいモノと比較してみると、明らかに端子が茶色く焼けているのが確認できた。今では設備の関係で、軽微なメンテナンスしかできないが、定期的な点検だけでも、クルマの老朽化のスピードは明らかに遅くなる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?