24TH ストリート・バンド/24丁目バンド (‘79)
The 24th. Street Band / The 24th. Street Band (‘79)
我が家で一番よく聴くインストの音源は、スタッフのファーストアルバムで、理由はゴードン・エドワーズのベースが好きだからである。人間が弾いている感がするというか、ベースの重要なところを押さえているのに惹かれる。
ご存知のようにスタッフはニューヨークのスタジオミュージシャン集団で、各メンバーはすでに多方面での実績を積んでおり、安定した演奏で人気を博していた。
本作の24丁目バンドもスタッフ同様、ニューヨークのスタジオミュージシャンであり、特に日本での人気が高いバンドであった。セルフタイトルの本作は、そんな彼らのファーストアルバムであり、短い活動期間ながら3枚のアルバムをリリースした。
メンバーは、ハイラム・ブロック(ギター)、クリフォード・カーター(キーボード)、ウィル・リー(ベース)、スティーヴ・ジョーダン(ドラムス)、そしてサポートとして、サミー・フィゲロア(パーカッション)となっている。ちなみにギターのハイラム・ブロックは大阪府堺市出身である。
サウンドはフュージョンにカテゴライズされるが、基本的に歌モノである。この点が日本での人気が高かった理由の一つかもしれない。
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ハイラム・ブロックも他界してしまったので、再結成することのないバンドになってしまった。スタッフとは一味違う、ニューヨークのバンド!