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ストレイ・キャッツ以前のブライアン・セッツァー
Marty Thau Presents 2X5 / Various Artists (‘80)
‘80年代のネオロカビリーブームの立役者は、なんと言ってもストレイ・キャッツだろう。そのストレイ・キャッツの前身バンドはトムキャッツであり、この時点でのメンバーは、ブライアン・セッツァー(ギター、ボーカル)、リー・ロッカー(ベース)そしてスリム・ジム・ファントム(ドラム)となっていた。
今回はトムキャッツ以前にブライアン・セッツァーが参加していたバンドの音源を紹介しようと思う。
「マーティ・サウ・プレゼンツ・2X5」に収録されている「ブラッドレス・ファラオス」がそのバンドである。マーティ・サウはニューヨーク・ドールズのマネージャーだった人物であり、ニューヨーク・ドールズやスーサイドといったパンク/ニューウェーブ系のバンドを見出した。
このコンピレーション盤には、ニューヨークの新鋭バンド〜5バンドが2曲づつ参加している。
収録バンドは、フレッシュ・トーンズ、レヴェロンズ、コマティーンズ、スチューデント・ティーチャーズ、そしてブラッドレス・ファラオスとなっている。
ちなみにブラッドレス・ファラオスには、ブライアン・セッツァーの弟も在籍していた。
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肝心のサウンドであるが、’80年代のニューヨークのニューウェーブというのが正直な感想であるが、ストレイ・キャッツのファーストアルバムに収録されている「嵐の中の大使館〜Storm the Embassy」の原曲は、「ボーイズ・ハヴィング・ベイビーズ〜Boys Having Babys」というタイトルで、すでにブラッドレス・ファラオス時代に演奏されている。
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現在コレクティブルズ・レコードからリリースされている、ブラッドレス・ファラオスのCDは、かつてはブートレグとして流通していたものであり、画像のものは海外のコレクターから15年以上前に入手したものである。
YouTubeで音源があったのでどうぞ。
本作に収録のブラッドレス・ファラオをSpotifyでどうぞ。
ルーツロック志向のブライアン・セッツァーと他のメンバーとの方向性の違いによりバンドは解散、ブライアン・セッツァーはトムキャッツを結成し、ストレイ・キャッツと名前を変え、世に出ていくことになる。