ラパンのヘッドライト不具合の再発
先日、我が家のスズキ アルト ラパンのヘッドライトの不具合修理について記事にさせていただいたが、今度は前回と反対側のヘッドライトが点灯しないという問題が発生した。
前回は左右独立しているヘッドライトのヒューズの接触不良が原因で、新しいヒューズに交換することで問題は解決したが、今回は前回と逆のヘッドライトの不具合である。前回と同じように新品のヒューズに交換したら、問題なくすんなりと点灯したが、接触不良の発生が、そもそもヒューズ内部の問題ではなく、ヒューズボックスの差し込みとヒューズの不具合ということから、接触不良が発生する要因として、ヒューズの端子の厚みを疑問視した。
現在 装着しているヒューズは、Amazonで何種類かセットになっている中華製のヒューズであり、それも数ヶ月前に購入したものである。もう一台のクルマであるシボレー・カプリスには日本製のヒューズを使用しているので、もしやと思い、日本製ミニヒューズに交換してみた。結果は明らかに端子の厚みが違ったのである。ノギスは使用せずとも、目視と触診で厚みが完全に違うのが判明した。
ラパンはカプリスと違って、規格がミニヒューズになっているので、必要数+αを用意し交換した。結果は大正解である。明らかに差し込む時の感触が違う。Amazonの中華製は6種類120個で650円、日本製は1種類5個で250円、約10倍の価格であるが、今回であらためて日本製を購入する意味と、昨今 囁かれているAmazonの闇市化を実感した。
エンジンルームのヒューズボックスにあるスローブローヒューズ(上段の正方形)とメインヒューズ(右端80A)は、すでに日本製の純正部品に交換しているので問題はない。
無事に解決したので日用品の買い物へ。今回のBGMは「デスティニー・フルフィルド/デスティニーズ・チャイルド (‘04)」。大ヒットしたアルバムだが、もう20年も前なんだとあらためて実感した。
ある程度 旧いクルマは自分でメンテナンスしやすいというメリットがある。特に人気があったクルマになれば、純正パーツの確保や中古パーツの流通量から考えても有利である。車両の選定や購入の基準は「クルマいじり」の難易度がポイントになってくる。難易度の高いクルマを何台も所有するのはキビしいのが現実だが、排気量5,000ccオーバーのカプリスも、660ccのラパンもどちらも楽しいクルマである。うちにきた子(クルマ)は、うちの子である。