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ノマド/アクア・ヴェルヴェッツ (‘96)
Nomad / The Aqua Velvets (‘96)
今回はちょっと変わったアルバムを紹介させていただこう。本作のアクア・ヴェルヴェッツは、ギタリストのマイルス・コービンによって’80年代にサンフランシスコで結成されたサーフロック・リヴァイヴァルのバンドである。彼らは’60年代初期のサーフロックの音を再現させることをコンセプトにしており、アルバムはBMG傘下のミランからリリースされた彼らの3作目になる。
サウンドはリバーブの効いたギターとラテン風のリズムが特徴で、まさに’60年代のサーフィンサウンドを彷彿とさせる。サーフロックといえば、ディック・デイルをイメージするが、もっと緩いサウンドである。バンドは’10年代半ばまでアルバムをリリースしている。
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あえて購入するアルバムではないと思うが、こういったムーブメントがあり、サブスクでも多くのアルバムがリスト化されているのを見ると、ある程度の商業的なヒットになったのだろうか。
着眼点としては非常に面白いが、もう一捻り何か欲しいと思う。まあ、真冬に聴くサーフロックもお洒落かもしれない。