ハーフ・ブリード/シェール (‘73)
Half-Breed / Cher (‘73)
’69年作のスワンプの名盤「3614 ジャクソン・ハイウェイ」でお馴染み、シェールの’73年のアルバム。彼女自身がアルメニア系の父と、チェロキー・インディアンの血を引く母との間に生まれた自らのアイデンティティを全面に打ち出した感のある一枚である。
‘60年代のソニー&シェール時代から、並行してソロ活動をおこない、音楽だけにとどまらず、女優としても映画「バーレスク」でクリスティーナ・アギレラと共演したのも記憶に新しいと思う。そんな経緯を含めて活動期間は非常に長く、現在でも現役で活動している。しかも’60年代から10年ごとにビルボードチャート1位の曲をリリースしているなど、単に活動期間だけでの物差しで図ることができない。サザンロックファンには、グレッグ・オールマンとのアルバムリリースもあり、より身近な存在かと思う。
タイトル曲「ハーフ・ブリード」をどうぞ。
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かつては中古店でも見かけたが、最近はめっきり見なくなった。
中古店でアナログ盤を見つけたら購入するのが吉。