オートバイ大好き/タイヤ交換について
オートバイに限らずクルマも同様、年式の古いモデルが好きなので、必然的に中古車しかターゲットにならない。流行とかではなく、車体を構成する部品の質感が現行車両とは違うからである。いずれにせよ、中古車が購入の対象になっているのは確かである。
車両の選定は割愛させていただくが、購入したら必ずするのはタイヤの交換である。クルマならチューブレスなのでタイヤとエアバルブだが、スポークホイールのオートバイだと、チューブ、リムバンドなどタイヤの付属品や、ホイールを外すついでにベアリングやハブダンパーも交換する。
真っ先にタイヤを交換する理由は、乗り手と地面を繋ぐ唯一のパーツだからである。故に変な妥協はしないというのが自身の鉄則である。車両の購入時によく「まだ、タイヤの溝があるので、このまま乗れますよ。」と言われるが、タイヤの劣化は溝の有無だけではないということである。経年劣化でゴムの硬化やヒビ割れが発生しても「タイヤの溝があれば大丈夫」なのか?といつも疑問に思う。
ここ5〜6年でクルマとオートバイを合わせて6台購入したが、全て購入時もしくは、購入後すぐにタイヤを交換している。理由は「安全を担保できない要因を一つでもなくす」ことである。装着するタイヤも有名メーカーの指定サイズ(付近)をチョイスする。ワンサイズの上下はあっても、クルマなら「ハミタイ」や、オートバイならスタンドが不安定な状態になるようなサイズは装着しない。
中古車の購入なので、リムを含めてサビなどで劣化しており、中古のホイールを購入し、サビ防止などの手入れをしてからそれらに交換することも多い。
毎日少しずつでもキレイにすれば、タイヤを注文して届く頃には見違えるようになっている。そんなことを考えながら作業する。作業は基本的に手作業で、スチールウールや真鍮のワイヤーブラシとコンパウンドなどを使ってコツコツ仕上げる。
そしてコツコツと作業を繰り返して仕上がった中古パーツに、新品のタイヤなどを組み合わせて装着する。もちろんお金があれば、全てショップ任せですぐに仕上がるだろう。重要なのは、作業をしながら今後のプランをイメージすることである。そして少しずつ当初イメージした姿に近づくのを楽しむのである。
タイヤはもう少し悩んでからチョイスする予定。今まではIRCのGS-19を見た目、コスト、パフォーマンスも含めてチョイスしてきた。今回は現代風に少しオフロードテイストの入ったパターンや、クラシックな外見に対してのハズシという部分でハイグリップタイヤも選択肢に入れたい。
いずれにせよ「Built Not Bought」が信条である。
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