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シェリー&マリー/シェリー&マリー・カリー (‘80)

Messin’ with the Boys / Cherie and Marie Currie (‘80)
ランナウェイズのリードボーカルだったシェリー・カリーが双子の妹、マリーとコンビを組んで’80年にアルバムをリリースした。本作がその唯一作品である。
当時、シェリーのボーイフレンドだったスティーヴ・ルカサーとTOTOのメンバーがバックアップし、アルバム制作にあたった。

サウンドは’80年代ポップロックで、参加ミュージシャンで聴くのが吉といったところか。楽曲はラズベリーズやフリーのカバーを含め、全10曲。近年になってボーナストラックを7曲含んだCDもリリースされている。
ちなみにボーナストラックには、レインボーの「アイ・サレンダー」やランナウェイズの「チェリー・ボム」が収録されているらしい。

‘00年代にはタトゥー(t.A.T.u.)、’90年代にはシャンプーと、この手の小娘デュオが登場してきたが、本作のシェリー&マリーはタトゥーやシャンプーのように話題になることはなかったのは、内容を考えれば容易に想像できる。スティーヴ・ルカサーの別プロジェクトという視点で聴くのも一興。

キャピトル・レコード US盤
双子ゆえにソックリ

YouTubeの音源をどうぞ。

Spotifyはこちらから。

ランナウェイズ時代は良かったな〜でも、ジョーン・ジェットがカッコよかったな〜と述懐。
長い間レコードを買い続けていたら、こういうのもあるよな〜という一枚。

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