アコースティック・ソウル／インディア・アリー (‘01)
Acoustic Soul / India. Arie (‘01)
今回は先日のリサ・ローブに続いて、女性シンガー・ソング・ライターのインディア・アリーのファーストアルバム「アコースティック・ソウル」を紹介させていただこう。
インディア・アリーはコロラド州デンバーの出身で、アルバムセールスは全世界で1,000万枚以上にも上る。サウンドの感触として一般受けしそうな部分も多いが、本作のタイトル通り、アコースティックなニューソウルのアーティストというのが近いと思う。
個人的には部屋で用事をしながら聴くこともあり、耳障りのないクリアな感じのするサウンドである。普段からロックに親しんでいる方にとっては、「お洒落な店のBGM」的なイメージではあるが、十分ソウルフルなアルバムである。
次作「インディアへの旅〜Voyage to India」はグラミー賞を受賞した作品であり、お洒落なBGMとして聴くだけなのは勿体無い。
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弦楽器の音はアコースティックであるが、それ以外の楽器が意外に多く取り入れられており、手触りの良さだけではなく、ソウルフルな仕上がりになっている。中古盤も多く、気になった方はトライしていただくものいいかと。