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略奪者/ブラックフット (‘81)
Marauder / Blackfoot (‘81)
本作は、サザンロックのバンドの中でも、かなりハードロックに寄ったバンドである、ブラックフットのアトコ移籍後の3作目のアルバムである。アトコに移籍後は、「真紅の砦/Strikes (‘79)」「野生の牙/Tomcattin’ (‘80)」そして本作と、この時期が一番勢いのあった時期ではないだろうか。
「真紅の牙」では、レーナード・スキナードの「フリー・バード」に匹敵する長尺バラード〜ギターバトルの名曲「ハイウェイ・ソング」をB面のラストに収録しており、本作では彼らの代表曲でもある「ラトル・スネーク・ロックン・ローラー」を収録している。そして’82年リリースの「ハイウェイ・ソング・ライヴ」が最高傑作であろう。「ハイウェイ・ソング・ライヴ」は長きにわたって、アナログ盤は廃盤、CD化もされていなかったが、現在ではCD化もされ、サブスクでも聴くことができる。
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ギター、ボーカルのリッキー・メドロックとベースのグレッグ・ウォーカーは、ローカルバンド時代のレーナード・スキナードに在籍しており、スキナードの「ファースト&ラスト」で、その音源を聴くことができる。
Spotifyのプレビューをどうぞ。
個人的には、スキナードのファミリー的なバンドは、比較的ハードロックに近いサウンドであると思う。本作のブラックフットをはじめ、38スペシャル、ヴァン・ザント(ジョニー・ヴァン・ザント・バンド)など、キャプリコーン系のサウンドとはまた違った魅力である。
アトコ時代のアルバムは必聴である。安価なら購入すべき一枚。