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自分の中の物差しを早く作る

7月に自分の店舗を持つべく準備を重ねているが、その過程で多くの人に出会っている。

もともとお世話になっている方、あいさつしたことはあるが改めて詳しくお話をする方、何かの拍子につながるはじめましての方。

その方たちは年齢に関係なく何かをなしていて、それぞれに刻んできた歴史から導かれる思考をもつ先達。多種多様で、なるほどそういう考えもあるなと納得が多い。
ひさびさに忙殺され頭の中が凝り固まっているいま、自分では思いもよらなかった手法もお聞きできる非常に貴重な時間をいただいている。


情報屋の新人時代、「たくさんの人に会って、たくさんの情報が入って何が何だか分からなくなるかもしれないが、集めた情報が線で結ばれて腑に落ちる時が必ず来る。苦しんでも情報を集めて整理し、判断することを止めず自分の中の物差しを早く作りなさい」と教えられた記憶は、今も鮮明に覚えている。

多くの情報を得たときは、ことさら客観的かつ第3者目線で自分の立場を置き判断することは必要だが、自分の軸を定めないとまとまることもまとまらなくなる。

たくさんお聞きしたことを整理しながら、これからの事業サービスや展開を思案している午後10時。
「個人事業主として開業する」ことについてまだ物差しができていない時期だから苦しいことは苦しいが、それも血肉にしていき自分が納得できるものを作ってみよう。


明日から地元農家さんの作業お手伝い。林業以外の1次産業に触れられるのが楽しみでならない。

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